【埼玉・熊谷】死亡災害ゼロへ。「知識と現場のギャップ」を埋める実戦型再教育。『酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 能力向上教育』を2026年4月より新規開講

一般財団法人 日本産業技能教習協会（本部：東京都荒川区）は、2026年4月より毎月１回第三土曜日、熊谷教習所（埼玉県熊谷市）において、**「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習（能力向上教育）」**を新規開講いたします。

■ 背景：なぜ今、再教育が必要なのか 酸素欠乏や硫化水素による労働災害は、ひとたび発生すると死亡率が極めて高く、救助者が巻き込まれる二次災害も後を絶ちません。 多くの現場では有資格者が配置されていますが、事故は依然として発生しています。当協会では、その原因の一つを「講習で学んだ知識が現場で活かされない、理解と実践のギャップ」にあると考えました。

■ 講習の特長：現場で命を守る力を学ぶ 本講習は、労働安全衛生法第19条の2（能力向上教育）に基づき、資格取得から概ね5年以上経過した作業主任者を対象としています。単なる座学の復習にとどまらず、実際の危険場所を想定した環境での「実技」を重視しています。

換気（Ventilation）： ダクト配置や効率的な換気方法を実践

測定（Measurement）： 実際の浸透桝等を用いた、正しい濃度測定手順の習得

保護具（Protection）： 最新の空気呼吸器・墜落制止用器具の確実な装着

■ 開催概要

講習名： 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者　能力向上教育

開始時期： 2026年4月より順次開催

会場： 一般財団法人 日本産業技能教習協会 埼玉教習所（埼玉県熊谷市三ケ尻3858）

対象： 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習　修了者

詳細URL： https://kyousyu.org/kousyu/san_skillup/

【本件に関するお問い合わせ先】 一般財団法人 日本産業技能教習協会 URL：https://kyousyu.org/