世界偉人の時間的、空間的距離感が視覚的にわかる画期的人物年表が発刊！

紀元前5万年前から数えて現代までに誕生した人間の総数は、1082億人と推定される。

現代の人口75億人とすると、歴史上、全人類の７.３％が現代を生きていることになる。

すべての人間がヒーロー、ヒロインであるが、この世界を網羅的に理解するためには、そこから人類史上もっとも影響を与えた人物のことも知る必要がある。

そのために私たちは歴史を学ぶのである。

「どんな人間の活躍によって、人類の歴史は築いてきたのだろうか？」

その素朴な疑問に答えるための絶好の年表が、この６月に発刊される
『世界人物年表』（重田憲三監修　1,000円+税　青山ライフ出版）である。

人類史の中から合計５０６人をとりあげ、年代別、地域別に表記した年表である。

人類史に大きな影響を与えたリーダー（政治家、皇帝、王）、文学者、哲学者、科学者、芸術家、探検家、医学者、アーティスト、起業家、音楽家……あらゆる分野の歴史的偉人を網羅。

これを見ると、どのようなことに気づくだろうか。

たとえば紀元前200年から西暦０年頃の、この世界はどんな様子だったろうか？

西欧では、カエサルが暗殺され、イエス・キリストがおり、中国は前漢の時代、司馬遷が「史記」を書いた。日本は弥生時代。エジプトではクレオパトラ、ローマではアントニウス、オクタヴィアヌス、ポンペイウスなどが活躍している。ルクティウスが「物体の本性」を書いた、ということがぱっとわかる。

また日本で信長や家康が活躍していた時代、スペインの無敵艦隊が英国艦隊に敗北、オランダでは独立戦争があり、イギリスではエリザベス１世が統治している。シェイクスピアが「ハムレット」を書き、セルバンテスが「ドンキホーテ」を書いている。

ケプラーは地動説を唱え、ガリレオが望遠鏡をつくり、木星の衛星を見ている。

そんなことがぱっとわかる。

なぜなら、１枚の大きな紙に記された年表だからである。

一覧できるように、四六全判のサイズに年表化してあるのだ。

そして、裏面には主な人物の写真を配置してある。

世界の歴史人物の時間的、空間的距離感が視覚的にわかる画期的人物年表である。