資源総合システム、『太陽光発電海外市場レポート 2023年版 ～海外主要市場と産業動向～』を発行

太陽光発電関連事業に関する調査、分析、コンサルティングを提供する株式会社資源総合システム（本社：東京都中央区、代表取締役：一木修）は、2023年12月8日（金）に「太陽光発電海外市場レポート 2023年版～海外主要市場と産業動向～」を発行しました。

「太陽光発電海外市場レポート」は、海外の主要国および新興国の太陽光発電システム市場と産業に関する年次調査レポートであり、各国政府や関連機関の資料を中心に、現状と将来の見通しをまとめています。当レポートは2013年以来、各国や地域の動向に基づいて市場の進展を追跡しています。

2022年には世界全体の市場規模が過去最高の236GWに達し、2023年の導入量は318～380GWと見込まれている。また、2022年に1TWを超えた累積導入量が2024年には2TWを超えるとの予測も出ている。

2023年は再生可能エネルギーの導入が各国で進んだ。欧州連合（EU）では改定再生可能エネルギー指令（RED III）が成立し、2030年までに再生エネルギーを総エネルギー消費の42.5%まで引き上げることを目標として掲げ、さらには努力目標として45%を規定した。米国では、2022年に貿易摩擦などによるサプライチェーンの問題を受け、市場規模は21.2GWへ縮小したが、2023年には連邦税額控除などのインセンティブを含む「インフレ抑制法（IRA）」などの恩恵を受け、市場は再び拡大基調にある。またIRAには太陽電池関連製品の工場設立を支援するインセンティブも含まれることから、太陽電池の国内生産が拡大している。中国は、太陽電池原材料の供給過多により価格が下落傾向にあり、米国の国内生産加速という逆風もあるが、依然として太陽電池モジュール生産能力の80%以上を維持している。

米国、欧州連合（EU）、インドなどの太陽光発電システム主要市場では、国内または域内の生産国が特定の地域に集中するリスクを回避するため、生産能力増強に向けた取り組みが進んでいる。太陽電池サプライチェーンは2025年頃までに多様化していく見込みで、原料から製品までのトレーサビリティ、透明性の確保の取り組みも進んでいる。一方で、生産能力の拡張が急速に進んだ結果、2023年には太陽電池製品の急速な価格下落を招き、産業の健全な成長への影響が懸念されている。

【本書の特徴】

「太陽光発電海外市場レポート」は、海外の主要市場に加え、今後の成長が見込まれる新興国を含む世界32の国と地域の太陽光発電システム市場ならびに産業の最新情報から現状を概説し、今後の展望をまとめています。太陽光発電システムの市場規模、普及支援策、プロジェクト状況、将来展望などを網羅し、太陽電池の需給に影響する国際貿易摩擦やサプライチェーンの動向も解説しています。

     ・世界全体、各国の導入量推移と2030年までの導入見通しを紹介

     ・各国の太陽光発電システムの導入目標や普及施策や取り組みの概要を紹介

     ・太陽電池サプライチェーンの動向を解説

【本書の概要】太陽光発電海外市場レポート 2023年版～海外主要市場と産業動向～

・発行：　（株）資源総合システム

・発行日：　2023年12月8日

・ページ数：約380ページ

・価格：　　一般価格：90,000円、会員価格：78,000円  (消費税別・送料込）

本レポートに関する詳細、申込方法は弊社ウェブサイトhttps://www.rts-pv.com/business/report/にてご確認ください。お問い合わせはhttps://www.rts-pv.com/contact/からお願いいたします。

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【株式会社資源総合システムについて】

株式会社資源総合システムは、日本国内唯一の太陽光発電専門のシンクタンク、コンサルティング企業として40年以上にわたり培ってきた太陽光発電に関する経験と知見をもとに、その関連情報の発信、お客様の太陽光発電に関わる事業支援、国内外に向けたPVに関する各種レポートの発行など各種サービスを提供しています。「太陽光発電を基幹エネルギーの一つに発展させる」というビジョンのもと、太陽光発電の本格普及の実現と太陽光発電産業の更なる成長に貢献し、お客様のビジネスに価値ある各種サービスを提供し続ける」ため、全社一丸となって取り組んでおります。