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【鈴鹿高専】【阿南高専】STEAM教育を実施しました~公開講座「「データサイエンス」と「ものづくり」の融合を体験しよう!!」の開催~

独立行政法人国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校(三重県鈴鹿市 校長:竹茂求 以下「鈴鹿高専」)の板谷 年也 准教授(電子情報工学科)、菊池 翔太 助教(教養教育科)、有冨 誠太朗さん(電子情報工学科5年生)、独立行政法人国立高等専門学校機構 阿南工業高等専門学校(徳島県阿南市 校長:箕島弘二 以下「阿南高専」)の遠藤 健太 助教(創造技術工学科)が公開講座「「データサイエンス」と「ものづくり」の融合を体験しよう!!!」を8月27日(日)に鈴鹿高専にて開催しました。当講座はSTEAM教育の一環として小学4年生~6年生を対象とし、鈴鹿高専と阿南高専の共催で行われました。小型コンピュータとカプセルガチャを使い2種類のガチャの出現確率について分析した後、自作ガチャを作製しました。データサイエンス(数学者)とものづくり(工学者)がコラボする事によって分野横断的教育研究の実現へと繋がりました。

 

◆目的

高専では分野横断的教育研究としてSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)教育を推進しています。当講座はSTEAM教育の一環としてコンピュータの仕組みやIoTの活用について楽しく身に着け、今注目の「データサイエンス」の考え方を実践的に学んでもらうことを目的として開催されました。さらに確率統計について優しく学べる講義を参加者に行い、Pythonでその内容を実際に活用するため、小型コンピュータ(ラズベリーパイ)と組み合わせて電子回路設計をするところまでを目標としました。「データサイエンス」と「ものづくり」が融合した実践的教育研究を行う事で、子ども達の実社会での物事をさまざまな面から捉えた課題発見力や解決する力に繋ぐことができました。

 

◆概要

講師となる板谷 年也 准教授、菊池 翔太 助教、遠藤 健太 助教、有冨 誠太朗さんは公開講座のテーマについて考え、鈴鹿高専と阿南高専で連携を取り公開講座に向けて準備を行ってきました。

当日は小学4年生~6年生の約20名が参加し、「「データサイエンス」と「ものづくり」の融合体験」の概要を説明した後に参加者はガチャと小型コンピュータを用いた実践を行いました。

カプセルガチャとソシャゲガチャの2種類のガチャを使い、それぞれの出現確率について分析を行い、当たりの出方が異なることを確かめます。初めに、それぞれのガチャに【当たり】を2つ、【はずれ】を3つ入れガチャを引き、【当たり】が出る確率を考えます。結果が分かりやすいように樹形図を書き、計算方法に当てはめるとカプセルガチャとソシャゲガチャでは出現確率が異なることが分かりました。

さらにPythonを使いプログラミングを学び、小型コンピュータ(ラズベリーパイ)でガチャの出現確率を計算しました。ラズベリーパイでLEDを光らせたり、参加者自身が考えた自作ソシャゲガチャを作製することに成功し、最後にはカプセルガチャと自作ソシャゲガチャでの出現確率を比較しました。

今回の講座で参加した子ども達は「データサイエンス」として意味のある法則や関連性を導き出すことが可能となり、「ものづくり」として電子回路を設計することが出来ました。

 

今回の公開講座は二校の高専が共催となる事で、それぞれ異なる分野からの知識や経験を活かす事により、公開講座の質が上がり、より良い分野横断的教育研究を行うことが出来ました。

 

 

◆阿南工業高等専門学校について

【学校概要】

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 阿南工業高等専門学校

所在地:徳島県阿南市見能林町青木265

校長:箕島 弘二

設立:1963年

URL:https://www.anan-nct.ac.jp/

事業内容:高等専門学校・高等教育機関

 

 

◆鈴鹿工業高等専門学校について
 鈴鹿工業高等専門学校は、全国12の国立高専一期校のひとつとして1962年に設立され約10,000人の卒業生は技術者や研究者あるいは企業家として社会で活躍し、産業界から高い評価を受けています。1993年には、さらに2年間の高度な専門教育を実施する専攻科を設置して国際社会で活躍できる創造性豊かなエンジニアの育成に努めています。また、鈴鹿高専テクノプラザをはじめとして地域社会と密接に連携した教育研究により産業振興に努めています。


【学校概要】

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校

所在地:三重県鈴鹿市白子町

校長:竹茂 求

設立:1962年

URL:https://www.suzuka-ct.ac.jp/

事業内容:高等専門学校・高等教育機関

 

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】

 独立行政法人国立高等専門学校機構

 鈴鹿工業高等専門学校

 総務課総務企画係 

 TEL:059-368-1717(平日8:30-17:00)

 e-mail:somu@jim.suzuka-ct.ac.jp

 

 



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企業情報

企業名 独立行政法人国立高等専門学校機構
代表者名 谷口 功
業種 教育

コラム

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