「マンションレビュー」2023年5月　全国主要エリア／47都道府県 中古マンション相場推移を発表

　「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社：東京都港区、代表取締役社長：川島 直也、以下当社)は、当社が運営しているマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、全国の2023年5月の中古マンション相場を調査。坪単価をベースに70㎡での価格に換算した「中古マンション価格」*1について、10年前(2013年5月)・5年前(2018年5月)・3年前(2020年5月)・前年(2022年5月)からの推移を都道府県別・エリアごとにまとめましたので、発表いたします。

 

【2023年5月 サマリー】

 

■首都圏主要エリア  中古マンション相場推移

 

＜10年前との比較（2013年5月）＞

 ・都県単位において、「東京都」の騰落率が＋61.5%でトップ、「埼玉県」「千葉県」「神奈川県」は+40%台であった。

 ・エリア単位において、「都心5区」の騰落率が＋72.7％でトップ、次点は「城東エリア」の＋65.7％であった。

 

＜5年前との比較（2018年5月）＞

 ・都県単位において、「千葉県」の騰落率が＋35.8％でトップ、「首都圏全体」と「一都三県」は+26.3%であった。

 ・エリア単位において、「埼玉主要エリア」が+31.8%でトップ、次点は「都心5区」の+28.0%であった。

 

＜3年前との比較（2020年5月）＞

 ・都県単位において、「埼玉県(31.6％)」のみ騰落率が＋30％超で、他1都2県は+25%前後であった。

 ・エリア単位において、「埼玉主要エリア」の騰落率が＋36.9％、次点は「都下」の＋26.7％であった。　

 

＜直近1年以内での比較（2022年5月〜）＞

・1年前との比較において、「東京都」、「神奈川県」、「千葉県」、「埼玉県」全てで上昇した。

・3ヶ月前との比較において、「東京都」、「神奈川県」、「埼玉県」で下落した。「千葉県」も横ばい。

 

 

■47都道府県別　中古マンション相場推移

　 ※2023年5月の対象件数*2が50件未満の15県は、算出根拠となるデータ数が少ないため下記対象から除外。「-」はデータ保有なし。

 

＜10年前との比較（2013年5月）＞

 ・騰落率トップは「大阪府」の＋61.9％、次点は「東京都」の＋61.5％。

＜5年前との比較（2018年5月）＞

 ・騰落率トップは「千葉県」の＋35.7％、次点は「岐阜県」の＋33.5％。

＜3年前との比較（2020年5月）＞

 ・騰落率トップは「岐阜県」の＋33.3％、次点は「埼玉県」の＋31.6％。

＜前年(2022年5月)との比較＞

 ・騰落率トップは、「栃木県」で、+14.0%。「栃木県」は3ヶ月連続で騰落率1位。

 

＜2023年5月：エリア別　前年比較 価格／騰落率トップの都道府県＞

【北海道・東北】               

価格：「宮城県」 2,116万円／騰落率：「福島県」 +11.8%

【関東】                             

価格：「東京都」 5,836万円／騰落率：「栃木県」 +14.0%

【中部】                             

価格：「愛知県」 2,201万円／騰落率：「岐阜県」 +12.3%

【近畿】                             

価格：「京都府」 3,134万円／騰落率：「三重県」 +8.8%

【中国・四国】                   

価格：「広島県」 2,342万円／騰落率：「岡山県」 +7.3%

【九州・沖縄】                   

価格：「沖縄県」 3,461万円／騰落率：「熊本県」 +10.1%

 

*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。*2 当月(2023年5月)の販売件数。

※2023年6月2日現在の自社データより算出。※本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。調査の全データは、以下URLのデータ集に掲載しております。https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20230630/data.pdf

 

※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー調べ】と明記し、下記リンクをご挿入ください。

https://www.mansion-review.jp/