【生誕200周年記念講演会】遺伝学の祖として知られるチェコ生まれの偉大な科学者メンデルの人生と功績に迫る　渋谷区広尾にて開催

《詳細》

https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/mendel-prednaska

 

メンデル生誕 200 周年記念講演会 
「グレゴール・ヨハン・メンデル～いつかわかってもらえる」

開催概要

日時：2022年9月13日（火）19：00開始（18：30開場）

会場：チェコ共和国大使館ホール（東京都渋谷区広尾 2-16-14）

講演者：イジー・ファイクス（ブルノ・マサリク大学教授、理学博士）

入場無料

主催：チェコセンター東京、チェコ共和国大使館

進行言語：チェコ語（日本語通訳付き）

 

お申込み

参加ご希望の方は下記 URL よりお申込みください。
https://forms.gle/ZPUuLwhPQfJPCMfx9

※お申し 込み後、改めてチェコセンターよりご連絡いたします。 

3 日以内（土・日・祝日を除く）に連絡がない場合はチェコセンターまでご連絡ください。 

cctokyo@czech.cz TEL03-3400-8129

お問い合わせ・人数変更・キャンセルのご連絡

チェコセンター cctokyo@czech.cz

 

 

講演会概要

グレゴール・ヨハン・メンデルは、間違いなくブルノが生んだ最も有名な科学者である。とりわけ、後に遺伝学として知られる新しい科学分野を生み出したことで知られるメンデルは、その基本原理を発見するため、生物学と数学の組み合わせで研究を行った。この時代では非常に独創的な方法であった。メンデルの人生のどのような経験が、彼の世界観を形成したのか。どのような家庭環境で育ち、どこで勉強したのか。その後の発見の決め手となったのは何だったのか。なぜ、発表当時は理解が得られず、メンデルが唱えた遺伝の原理が再評価されるまでに 35 年もかかったのだろうか。遺伝の原理以外に、自然科学や修道院、教育においてどのような活動を行っていたのか。――この講演では、こうした疑問や、その他の質問に答えていきたい。

 

講演者プロフィール

Jiří Fajkus イジー・ファイクス

ブルノ・マサリク大学教授、理学博士

 

ブルノ・マサリク大学で生化学を専攻後、ブルノ・チェコ科学アカデミー生物物理学研究所にて生物物理学で哲学博士号を取得。カナダ・ケベック州のラヴァル大学がん研究部門にて博士研究員を務めた後、チェコ科学アカデミー生物物理学研究所に戻り、研究チームを設置。1997 年にはマサリク大学自然科学部に新たな研究施設を設立するための助成金を獲得した。2011 年からは自身が設立に関わった中央ヨーロッパ技術研究所（CEITEC MU）を拠点とし、メンデル植物ゲノム・プロテオミクスセンター所長を務めながら研究グループの統括も行う。主な研究分野は、植物のエピジェネティクスとテロメアとテロメラーゼの生物学。これまでの重要な発見には、植物細胞におけるテロメラーゼ活性の初検出（1996 年）、植物のテロメア蛋白質の特徴、テロメアの進化的変化の説明、植物における珍しいテロメアなどがある。近年では、研究チームにおいて直物におけるテロメラーゼのRNA サブユニットを報告（2019 年）した後、いわゆるディアフォレティケス系統メガグループを形成する他の植物群も報告（2021 年）。これにより、テロメラーゼ RNA が 10 億年以上の時間をかけて進化してきたことが明らかになった。研究活動の傍ら、マサリク大学理学部で講義科目やゼミの講師、学生の卒論指導にもあたっている。

 

 

《ご来館にあたってのお願い》

感染症拡大防止のため、下記の取り組みについてご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。なお、今後の状況によっては、臨時休館や展覧会・イベントの中止等の可能性もございますので、最新の情報はチェコセンターのウェブサイト・SNS にてご確認ください。

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