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内々定率6割超、うち半数がIS参加。IS評価の本選考利用、賛成6割超。不祥事「給与・残業代未払い」志望度に影響<2023年卒ブンナビ学生調査(2022年5月)>

◆内々定保有6割超え。内々定獲得企業のうち、ISに参加した企業「ある」昨対比増◆ISでの評価を本選考に利用「賛成」過半数超え。仮に自身が25卒だった場合、活動開始は「早まる」8割超え◆企業の不祥事/違反/マイナスのニュースで、志望度に影響の出るもの「給与・残業代未払い」7割超え

株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2023年卒業予定の学生を対象とした「2023年卒ブンナビ学生調査(2022年5月実施)」の調査結果を発表しました。5/1-5/15で、284件の回答を得ました。概要は以下の通りです。

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■内々定保有6割超え。内々定獲得企業のうち、ISに参加した企業「ある」昨対比増

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「これまでもらった内々定の数はいくつか」に対し、「1社以上」63.7%(前回比+4.6pt)となった。
また、「内々定獲得企業のうち、インターンに参加した企業はあるか」について、「はい」53.6%で昨対比+9.2ptと増加。

 

▼これまでもらった内々定の数を教えてください。(択一)

【+9.3↑】  36.3%:0社
【-10.1↓】23.9%:1社
【-3.2↓】  18.0%:2社
【-1.1↓】    7.4%:3社
【+3.2↑】   8.1%:4社
【+1.9↑】   6.3%:5社以上
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【+0.0↑】   1.5社   平均
※【】内は昨対比

▼内々定を獲得した企業のうち、インターンシップに参加した企業はありますか。(択一)

【+9.2↑】53.6%:はい
【-9.2↓】  46.4%:いいえ
※【】内は昨対比

 

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■ISでの評価を本選考に利用「賛成」過半数超え。仮に自身が25卒だった場合、活動開始は「早まる」8割超え

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「現在検討中の『企業がインターンでの評価を、公に採用本選考の評価に活用できるようになる』への賛否」について、「賛成」64.4%となった。さらに「仮にあなたが25卒だったとして、『企業がインターンでの評価を、公に採用本選考の評価に活用できる』場合の、自身の就活開始時期」に対し、「かなり早まる」「やや早まる」計86.3%に。一方「大学生活への影響を踏まえたうえで、3年生/院1年生の夏~年内の就活が忙しくなること」に対しては、賛成44.0%・反対54.0%と分かれる結果に。

 

▼一部報道の通り、現在検討中の議論として、「インターンシップでの学生評価情報を、公に採用選考の評価(3月以降)に活用できるようになる」という可能性があります(2025年卒以降、現在は禁止)。これについてどう思いますか。(択一)
※当てはまるものがない場合、最も近い考えを選んでください。

64.4%:賛成
35.6%:反対

▼仮にあなたが25卒と仮定して、上記の通り、2025年卒以降「企業がインターンシップでの評価情報を、公に採用選考の評価に活用できるようになる」とした場合、あなた自身の就職活動のスタート時期はどうなると思いますか。(択一)

58.5%:かなり早まる
27.8%:やや早まる
12.0% :変わらない
 1.1%  :やや遅くなる
 0.7%  :かなり遅くなる

▼仮に、夏~年内の就活スケジュール(インターンシップ開催等)が過密になると、授業・ゼミ・課外活動・研究などへの影響も考えられます。それをふまえて、夏~年内の就活(インターン)が忙しくなることについてどう思いますか。(択一)

44.0%:賛成
56.0%:反対

▼上記の理由を教えてください。(自由記述)

《賛成の理由》

・就活は人生に一度きりのこともあるから、忙しくても良いと思う。

・就活が早く終わると後から自由な時間が増えるから

・忙しくても社会人としての素養(おもに社会人としてのマインドセットやソフトスキル)を積んだ上で就職した方が、よりスムーズに社会人生活をスタートさせられると思うから。
・4年になったら卒論を書くことになるため、できれば早く就活を終わらせたい。
・人生を大きく左右することだから仕方ないと思う。
・大学の授業がオンデマンドのため、就職活動の両立は厳しくないから。
・講義はもちろん大切だが、その先の将来のことを考えるとそれ以上に就活は大切であるため。

・自分は冬の就職活動が非常に大変で、研究がほとんどできていなかった。その多忙さが明確に分散され、早く就職先が決まるならそちらの方がよい。
・夏休みは時間が取りやすいため、夏にするべきだと思う。
・より計画的に単位を取ることにつながると思うから

・学業に支障が出るのは一定仕方がないと思うが、できる限り学生に対して配慮はしてほしい
・スケジュール管理の練習だと思えば乗り越えられる。どのタイミングであっても、授業や課外活動と就活の両立で忙しくなる時はあるから。
・企業のことをあまり知らずに受けるよりは、多少忙しくても企業を知り自分にマッチしたところに入社した方が、学生のためになると考える。

 

《反対の理由》

・私自身、期末テストとインターンのエントリーが重なり、両方とも疎かになってしまったから。インターン自体は、職業をより理解するためにあって良いと思います

・学生の本分である学問を全うできず卒業できない恐れがあるから。就職先も卒業できない学生に内定を出すのは損であるから
・実際就職活動を気にするあまり学業に集中しずらくなってしまったし、ゼミ生で欠席ばかりになる人も多い。

・授業の参加率の比重が高くなっているため、インターンシップが忙しくなるのは学生に負担がかかると思うから。
・大学には学びたいことがあって通っているから学ぶ機会が減少するのはよくないと思う。

・大学生の本分は大学での勉強や活動。 就職のために大学に行っているわけじゃない。
・理系目線から言うと学部は忙しく院生は就活に力を入れることが出来る。早めのインターンでは学部が不利になると感じるから
・学業や学校行事は学生にしか経験できないことで、それも就職活動につながると考えるから、それらに集中する時間は必要だと考えるから。
・就活も大切ですが、今しかできないことも大切だから、選べないので苦しむ人が増えると思います。
・体力が削られ、体調不良を起こしたから
・人によると思うが、三年生はゼミや部活、サークル等の中心になる立場だと思うので、人によっては忙しい一年になるかもしれないから。
・学生の本分はあくまで学業であり、大学は就職予備校、就活生の一時預かり保育ではないから。就職活動というバカげたものはやめるべき。
・大学は就活予備校ではないため。

・就活のせいで授業をお休みするのは嫌。学費の無駄
・インターンシップよりも学問や課外活動など、学生生活を充実させるための活動の方が重要だと思うから。 たかが数日のインターンシップで企業での働き方など体験できたとは言えないから。
 

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■企業の不祥事/違反/マイナスのニュースで、志望度に影響の出るもの「給与・残業代未払い」7割超え

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「企業の不祥事・違反・マイナスのニュースで、志望度に影響の出るものはどれか」について、得票の多い順に「給与・残業代未払い」73.9%「内定取り消し」71.5%「長時間労働」65.1%となった。

一方、「偽装・データ改ざん」「個人情報流出」「金銭・横領」はいずれも4割程度にとどまる。

 

▼企業の不祥事・違反・マイナスのニュースで、志望度に影響の出るものはどれですか。(複数選択) 

73.9% : 給与・残業代未払い
71.5% : 内定取り消し
65.1% : 長時間労働
63.7% : パワハラ
57.7% : セクハラ
43.0% : 個人情報の流出
43.0% : 役員の公序良俗に反する行為
42.6% : 偽装・データの改ざん
39.8% : 不正会計・脱税
38.7% : 金銭・横領系
36.6% : 従業員の公序良俗に反する行為
29.2% : 商品・サービスの管理体制
23.2% : サイバー攻撃被害・ハッキング被害
  3.2% : 志望度に影響が出ることはない
  0.4% : その他

▼上記の理由を教えてください

・自分の待遇に影響するから

・働く上で自分自身に悪影響が起こりやすい環境だと判断してしまうから。
・内定取り消しは人生に大きく関わることだから

・将来性が不安だから。
・人が多ければ多くなるほど、それだけトラブルが発生する確率が上昇すると考えるから。不祥事を起こしていない企業なんてそんなにないと思う。清濁併せんだうえで自分の条件に合うかどうかだけを検討している。
・自分も内定取り消しに合うのではと考えるから
・人が悪いのは明らかにブラック企業のため志望度は下がる
・全部嫌だ
・管理職がパワハラをする会社は、その下の人達の雰囲気も悪いと思うから
・虚偽の申告がされたニュースがあった場合、その企業の情報のどこまでが虚偽の内容なのか調査しなければいけないため、モチベーションが低下するから。
・自分の生活に直接ネガティブな影響がある出来事は避けたいから。
・会社の体質が心配になる 

・商売は社会的信用が大切なので、それが落ちるような企業は志望しません。
・不祥事を起こしたところにわざわざ入りたいとは思わない。

・公に出るほどの不祥事が起こるような環境であるということは、その背後には小さな不祥事もはびこっているように思うから。
・会社の経営に直結するものは私が働く上で影響を受けそうだから。
・パワハラ、セクハラは精神的にしんどくなるので嫌だ
・給与面と社内環境は、もしかしたら人生のほとんどの時間をその会社に費やす可能性があるため、きちんとしていないとマイナス印象。

・立場が上の人間の失言や不正行為を見ると、そんな人の下で働きたくないと思う。そのような人が普通にいる環境にいたら私自身も悪影響を受けかねないと思うと不安。立場がそれほど上ではない(例えばアルバイトとかの)人の不祥事のニュースも、従業員の教育ができない企業なのだというイメージがついて志望度は一気に下がる。そのような企業を就職先に選ぶことは、私の見る目がないという評価に繋がりかねない。
・どれも会社がキチンとしていれば起こらないため

・その様な不祥事を起こす企業は採用から始まり、研修や指導において何かしら問題を抱えていると考えるため。


その他詳細については、 添付のPDFをご覧ください。 
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■2023年卒ブンナビ学生アンケート調査概要
調査名 :2022年5月アンケート
調査対象 :2023年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2022/5/1 ~ 終了:2022/5/15
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:284件

■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/



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企業情報

企業名 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
代表者名 平田眞人
業種 ビジネス・人事サービス

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