太陽光発電遠隔監視システム「InfiPower Spider」最新版バージョン1.2.3のリリース

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インフィパワー合同会社（本社：神奈川県横浜市）は、遠隔地に設置された太陽光発電所の発電状況をリアルタイムに監視できるプライベートクラウド遠隔監視システム「InfiPower Spider」（型番PM-SAC16）のソフトウェアアップグレードバージョン1.2.3を2021年8月4日にリリースされました。今回のリリースで電流センサで三相パワコンにも対応できるように機能を拡張しました。同時に大型パワコンに適用できるAC 160A電流対応の電流センサIP-SCT-T24も同時に発表されます。

【製品概要】

製品名：　発電遠隔監視サーバ「InfiPower Spider」（PM-SAC16）Ver1.2.3

　　　　　　http://infipwr.com/product/pm-sac16/

　　　　　　電流センサIP-SCT-T24

計測内容：　単相、三相パワコンリアルタイム発電量、　電力量、系統交流電圧、パワコン発電停止警報、パワコン、幹線電源落ち警報

新機能の詳細は以下の通りです。

【三相パワコンへの対応】
三相の中から一相を取り出し、本体のACコネクタに繋げ、系統電圧を計測します。系統電圧を計測する電線と同相の各パワコン・分岐のケーブルに電流センサを取付け、各パワコン・分岐の電流・発電量を計測し、計算します。三相交流不平衡によって各相の電圧が違う場合、計測値の誤差が出ます、発電所設定の補正係数を設定し補正します。　電圧が異常に下がるか電流が待機電流以下になったら停電・ケーブルの断線と判断され、即時に

1．事前登録されたメールアドレスに警報メールを送ります
2．同時にスマートフォンに警告メッセージも送ります（「InfiPower GUARD」アプリがインストール済の場合）
3．高性能カメラが録画を開始しながら、ユーザーがリアルタイムにカメラで現場の状況を観察し、即時に状況を把握します。

【大電流CTセンサIP-SCT-T24】
大型三相パワコンを対応するために、大電流に対応できるクランプCT電流センサIP-SCT-T24を同時にリリースされます。小型ながら最大160A電流の計測ができ、200V三相の電力出力に換算すると55.4KVA、単相の場合32KVAまで対応できます。

適用電流 0.01〜160Arms (50／60Hz)
公称変流比 9000:1
二次側抵抗 27.3Ω　(参考値、リード線含め)

貫通孔径　直径24㎜ケーブル

【商品の特長】

1. 本製品はモバイルルータ（又は他のネットワーク接続方法）と繋がる遠隔発電監視システム

2. リアルタイムに各パワコンの発電量と系統電圧を確認できます

3. 主幹電圧と各パワコン・分岐の電流を常に監視し、盗難、事故でケーブルが切られたら、ブレーカーが落ちたらリアルタイムに警報メールを出します（＊UPS装着時）

4. 毎日昼12時から1時間の発電量をチェックし、ゼロ近い発電量の場合発電異常警報メールを送ります

5. クラウドサーバーを使わないプライベートシステムですので、サーバー費用が発生しません

6. グローバルIPアドレスを持つSIMであれば、どれでも使えます

7. 各パワコンの3年間の時間単位データー、30年間の日単位データーが本体内に保存されます