アイキャッチ画像

低圧発電所に特化した発電事業を成功に導く経営サポート「次世代型O&M」の開発と提唱

 昨年政府は、脱炭素社会に向け、「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ」を表明いたしました。再生可能エネルギーの利用は今後さらに拡大していくことになるはずです。「すでに稼働している太陽光発電所」「これから建設する太陽光発電所」、それぞれが持てる能力を最大限発揮することは社会的使命でもあります。 当協議会では、太陽光発電所のO&M事業を社会的使命を担う魅力あるビジネスとして今後発展させていくために、新たに「次世代型O&M」を開発いたしました。

 一般社団法人新エネルギーO&M協議会(東京都千代田区、理事長:高根沢喜美一)は、太陽光発電所の長期安定稼働のため2018年5月に設立し、お陰様でまもなく3年となります。この間「O&M丸ごと立ち上げパック」など実務に即した研修を行いながら、低圧発電所のO&M普及・支援をしてまいりました。

 

 昨年政府は、脱炭素社会に向け、「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ」を表明いたしました。再生可能エネルギーの利用は今後さらに拡大していくことになるはずです。「すでに稼働している太陽光発電所」「これから建設する太陽光発電所」、それぞれが持てる能力を最大限発揮することは社会的使命でもあります。

 

 当協議会では、太陽光発電所のO&M事業を社会的使命を担う魅力あるビジネスとして今後発展させていくために、新たに「次世代型O&M」を開発 いたしました。

 当協議会会員の希望者向けに、既に「次世代型O&M研修(第1期)」を実施いたしました。「次世代型O&M」は、まずは当協議会の※会員を通じて、世の中に広めていくことになりますが、今後、一般の賛同者も募りながら、「次世代型O&M」の普及・発展を図ってまいります ので、皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。

※ このうち、次世代型O&Mの開発に協力いただいたエナジービジョン社が、先陣を切って、近々サービスの提供を開始する予定です。

 

1.次世代型O&M開発の目的  

 発電事業者の目的は、何よりもまず「収益」です。一方、従来の一般的な保守点検は、発電量の長期的な維持や事故費用の削減など、価値が良く見えません。次世代型O&Mは、「まっとうな発電所」を前提として、次の3点に直接貢献 することを目指して、スマート保安の考え方により抜本的な見直し を行いました。

   ① 長期的視点で発電量を維持する(発電阻害要因を除去すること)

   ② 外来の事故を適切に制御し、事故のリスクコストを最小化する

   ③ 20年間を見通して、発電事業に係る総費用を削減する

 

2.次世代型O&Mの概要   (参照☞ https://pvom.jp/aboutom/

 次世代型O&Mは、FIT期間20年を通じた長期安定稼働を実現 するため、次の3本柱を中心とする新たなO&Mです。

 

  (1) 発電量の解析による「スマート保安」

   遠隔監視システムのデータにより、発電量の長期的傾向とPCS間の相対比較を

   解析。この解析結果の監視により、保守点検のインターバル(例:4年毎)

   では見逃してしまう発電量阻害イベントを早期に把握します。

 

  (2) 発電所の「そもそもの造り」を棚卸しする「発電所検診」

   低圧発電所問題の根源の多くは、新設時に由来するものを含め、発電所の

  「そもそもの造り」にあります。現況検査により、従来の保守点検では

   踏み込まないこうした点の棚卸しを行います。把握した問題点について、

   上記(1)と合せ、次の(3)で長期的視点による再生工事の費用対効果を検討します。

 

  (3) 売電Up計画

   発電事業者のDIYと外注の組合せに関する意向を確認のうえ、FIT期間20年を

   見通した維持管理およびその費用の計画(「売電Up計画」)を作成します。

   これにより、次世代型O&Mの費用対効果を見える化します。

 

 「売電Up計画」の下で、次の維持管理サポートを実施

   ・遠隔監視データ解析による発電量監視とアラート管理

   ・アラート管理による駆け付け確認(無制限)

   ・発電所の状況に応じた実効性のある保守点検

   ・維持管理サポート※システムによる記録と管理

   (図書・写真や点検・修繕等の記録をシステム上で発電事業者と共有)

   ※当法人は、会員へ「PVトレーサビリティシステム」の使用を提供

 

3.次世代型O&Mの価格水準  

 次世代型O&Mは、スマート保安により発電量を監視し、異常な下落が見えたら適時に対応するコンセプト です。これにより、結果として日常の維持管理コストの大幅な削減に貢献 します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<日常の維持管理コストの比較(会員A社の例。税込)>※実際の適用価格は別途見積

 一般的な毎年の定期点検+駆付け確認(年1回程度) 年151,000円  

   ↓

 次世代型O&M「基本管理+定期点検(4年毎+中間)」 年 63,000円  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【一般社団法人新エネルギーO&M協議会】

 所在地::東京都千代田区岩本町 1-9-3

 設立:2018年

 理事長:高根沢喜美一(株式会社アルシス 代表取締役)

 事業内容 : 太陽光発電の運転・維持管理の研究・企画・開発その他の推進支援

 

【本件に関するお問い合わせ先】

  一般社団法人新エネルギーO&M協議会 事務局

  メール: info@pvom.jp お問い合わせフォーム:https://pvom.jp/contact



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 一般社団法人新エネルギーO&M協議会
代表者名 理事長 高根沢喜美一
業種 エネルギー・素材・繊維

コラム

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域