“給食指導”情報を、無料で毎月発信！先生のための新メディア「きゅうけん」が、第1回目として社交不安障害の一種、人と一緒に食べられない「会食恐怖症」について解説！

教育・メディア・研修などの事業を手がける株式会社日本教育資料（所在地：東京都渋谷区、代表取締役：山口健太）は、2021年2月1日（月）、「給食を食べない子にどう対応すればいい？」という教育者の悩みに答える新しいメディア「月刊給食指導研修資料（きゅうけん）」を立ち上げました。保育士や各種栄養士、医療関係者や食育専門家といったメンバーが、「給食指導のノウハウ」についての多角的な情報を、ウェブ上でどこよりも分かりやすく発信します。

▼「月刊給食指導研修資料｜きゅうけん」公式ウェブサイト：

https://kyushoku.kyo-shi.co.jp/

■他人との食事機会を考えるだけで体に異変をきたす「会食恐怖症」の苦しさ

「月刊給食指導研修資料（きゅうけん）」は、“給食指導”というテーマにフォーカスしたウェブサイトです。誕生のきっかけは、編集長の山口健太自身が体験した「会食恐怖症」でした。会食恐怖症とは、人と食事ができない病気のことです。誰かと一緒に食べることを想像するだけで、吐き気やめまいなどを発症。しかし、マイナーな病気のため、「食べられないことを理解されない辛さ」を味わいました。

自分のような経験を持つ人たちの力になりたいと、「食べられない」ということに対しての支援活動を開始。食べることができない当事者、食べない子への対応に悩んでいる教育者、それに栄養士など仕事で偏食等の対応が必要な方などから、今まで延べ5000件以上の相談を受けています。

■給食指導について学んだ先生はごく少数、完食の強要が生徒へのストレスに

子どもたちにとっての会食といえば、給食です。しかし、給食では「完食」を強要しがちなのが現状。食べられない子どもたちへの大きなプレッシャーとなっています。一方で、先生は給食指導について学習する機会が少なく、自身の過去の体験にもとづいた指導を行うことが大半という調査結果も出ており、それがさまざまなトラブルにつながっていると考えられます。

そこで、先生に「給食指導のノウハウ」に関する適切な情報を伝えたいと、「きゅうけん」の活動を開始。保育士、学校栄養士、管理栄養士、医療関係者、食育専門家、心理カウンセラー、それに当事者・経験者やその保護者、給食業務従事者などでチームを結成しました。忙しい先生でも直感的にすぐ理解できるように、1枚のイラスト付きの資料として情報の要点をコンパクトに集約。ウェブ上で無料公開しており、印刷も自由なので、誰でも活用することができます。

■第2回は「完食ご褒美シール」がテーマ、事例記事の紹介も予定

「きゅうけん」第1回目として、2月1日（月）に「先生でもわかる会食恐怖症」をテーマにした資料を発刊。イラスト付き資料1枚だけでなく、文章で詳しい解説も掲載しています。次回は「完食ご褒美シールがプレッシャーになっていませんか？」を3月1日（月）に公開予定。今後も、多彩なメンバーの知識や経験を元に、多角的な視点で毎月情報を発信し、さらに、事例記事という形でも実際のケースを紹介していきたいと考えています。

現在の目標は、月間10万PVの獲得。将来的には、子どもの食に関わるすべての大人に認知してもらうことを目指しています。食べられない子の苦しみを知り、正しい対応を周知することで、支援の手を差し伸べ合うことができる環境作りに貢献してまいります。

【株式会社日本教育資料について】

所在地：〒150-0031　東京都渋谷区桜丘町5-14-7F

代表者：代表取締役　山口健太

設立：2020年8月

URL：https://kyushoku.kyo-shi.co.jp/

事業内容：教育事業、メディア事業、研修事業、他