大阪の街を元気にしたい、海洋堂から今年最後のサプライズ！

新型コロナウイルス感染症の拡大によって予期せぬ事態に揺れた2020年。今年最後に少しでも大阪の街と人に元気を与えたいと思い、フィギュア造形を手がける株式会社海洋堂（大阪府門真市）ならではのサプライズを行います。それは巨大フィギュア「ティラノサウルス」を多くの方にみてもらって、びっくりしていただくこと。ぜひ、この機会にご覧ください。

◆大阪市内を巨大ティラノサウルス（フィギュア）が激走！

長年、海洋堂本社（門真市柳町）の屋上に設置されてきた実物よりも大きなティラノサウルスが10数年ぶりに地上へ降り立ちました。多数のハリウッド大作映画の特殊造形・効果やメイクアップを担当しているクリス・ウェイラス氏が手がけたリアルかつ巨大なティラノサウルス。今回、とある事情でお引越しします。大阪の街と人を元気にしたいという海洋堂の想いもあり、ちょっと道草して大阪市内へ。12月24日（木）～25日（金）にティラノサウルスを特別仕様のトラックに乗せ、大阪市内の一般道を走行します。ぜひ、超迫力なティラノサウルスを間近で見てください。

◆ティラノサウルスは友情のしるし

クリス・ウェイラス氏は、映画「グレムリン」をはじめ、さまざまな作品で特殊効果やメイクアップを担当したアーティスト。アカデミー賞作家でもあるクリス・ウェイラス氏の特徴は、実際の骨格や解剖学をもとにしつつも創造性と作家性に富んだ造形物を生み出すことです。巨大ティラノサウルスも、クリス氏の創造性や作家性が込められた作品の1つ。そんなティラノサウルスですが、実は株式会社・海洋堂の創業者宮脇修（92）と友情のしるしとしてクリス氏本人から贈られたものなのです。その象徴として、長年海洋堂の本社屋上で会社を見守ってきました。