ファン待望の新作ゲームブック!硬派のハイファンタジー『護国記』登場!
2018年10月21日、幻想迷宮書店から、新作ゲームブック『護国記』(税込み500円)の配信がamazon kindleにてスタートします。
電子書籍専門のパブリッシャー「幻想迷宮書店」(本拠地:東京都練馬区)は、同社のゲームブックレーベル「幻想迷宮ゲームブック」シリーズ第15作めのタイトルとして、『護国記』(税込み500円)を、2018年10月21日よりamazon kindleにて配信スタートします。
■超硬派のハイファンタジー!
舞台は剣と魔法が支配する“高ツ原五国”。剣の腕も、魔術の知識もない、ごく普通の青年ライゼ=インカルナは国同士の戦争に巻き込まれてしまう。勇者でも英雄でもない彼は自分の無力さを痛感しつつも、死に物狂いであがき、やがて世界の危機に立ち向かっていく……。あなたはライゼ自身となって、見事世界を救うことができるだろうか?
amazon kindleにて予約受付中
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07J3K4M22/
■スマホでお手軽! ゲームブックが電子書籍に
ゲームブックって聞いたことありますか? 簡単に言うと、ストーリーが読者の判断で変化する冒険小説(のようなもの)です。 物語の舞台はさまざまで、 読者は主人公になりきって物語を読み進めるのですが、途中なんらかの事件が発生すると、それに対して取ることのできる行動が複数の選択肢として提示されます。 これら選択肢の中から自分のとりたい行動を選び、指示されたページ(パラグラフ)を読みます。 これを繰り返してハッピーエンドを目指します。ノベルゲームのご先祖さまと言ってもいいかもしれません。
1980年代、全国的に大ブームとなり、当時の小学生でゲームブックを知らない人はほとんどいませんでした。ところが、一過性のはしかのようにブームは収束、どこの書店にもあったゲームブックコーナーは消え去り、ほとんどの出版社はゲームブックから撤退しました。しかし、スマホが普及し、電子書籍という新たなプラットホームで、ゲームブック特有の面倒さや、劣化のしやすさなどの問題が電子書籍上では解消され、今また、ゲームブックは静かな注目を集めています。幻想迷宮書店では、80年代に大ヒットとなった不朽の名作の復刊、同時に品質の高い新作ゲームブックの配信を精力的に行っています。
“電子版”鈴木直人のドルアーガの塔シリーズ第1巻『悪魔に魅せられし者』はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01BPTUYKU/
“電子版”鳥井架奈子の悪夢シリーズ第1巻『悪夢の妖怪村』はこちら
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■驚愕のボリューム感
今月の新刊『護国記』はピカピカの新作。著者、波刀風賢治はこれまでインディース時代を含めると数十冊のゲームブックを発信してきた熟練の文筆家。ゲームブック再興を己の使命と課し、ひたすらこのジャンルの拡大に尽力してきた人物です(『護国記』を発表するにあたり、新たなペンネームを名乗っています)。そんな多作な波刀風のゲームブックは、1冊1冊はどちらかといえば、短くコンパクトにまとめた作品が多かった。
しかし『護国記』は、波刀風賢治が10年以上にわたって暖めていた構想を、2年間かけて書き上げたという、まさに入魂と表現するにふさわしい大作です。仮に文庫本に換算したなら、約3~4冊分にはなる文字量――これを1冊にまとめた形にできるのも電子書籍ならではのメリットと言えます――それほど重厚な作品にワンコイン(500円)の価格をつけたのは著者の「ひとりでも多くの人にゲームブックの面白さを知って欲しい」というピュアなメッセージに他なりません。
■『ベーオウルフ』『指輪物語』が好きな人にも読んで欲しい
ファンタジーと一口に言っても、30年前と今では随分その印象が変わりました。ライトノベルや、剣と魔法を題材にしたゲームがたくさん生まれた現代においてはファンタジーとは読者によって好みも解釈も分かれるものとなりました。波刀風賢治は本書あとがきにてこう記しています。
「あえてオールドスクールファンタジーの良さを全面に押し出したい。かといって過去の名作の焼き直しではいけないし、ファンタジー用語の乱用も避けたい。闇のアルヴや、13匹のドワーフって何だったのか。どの文化圏の言葉なのか。武器一つとっても名前だけを借りたくはない。よく思うのは「エクスカリバーが誰の剣なのかを分かって使っているのか」ということです。単に「いい剣」のアイコンとして使いまわしていいものかどうか。まずは当たり前のように使われているガジェットの見直しから始めました。各国の文化の違いから、名前の発音体系に至るまで」
著者が書き上げようとした“オールドスクールファンタジー”という単語が示すものは、トールキンの時代の古典幻想文学の流れを継承しようという試みです。そこには多くの制約があり、決して平坦な道のりでたどり着けるものではありません。ゲームブックと小説というジャンルの違いもあります。また、著者が目指したところに辿り着けたのかどうかは読者の皆さんが実際に読んで判断していただくしかありません。それでも、積み上げた世界観のディテールを見つけることが好きな人にはきっと楽しんでいただける作品に仕上がったと思います。
■電子書籍を読むには?
スマホでもタブレットでもPCでもどんな端末でもお読みいただけます。ただし、専用のリーダーアプリ(無料)をダウンロードする必要があるので、インターネットにつながる環境が必要です。一度ご購入いただいた書籍はアカウントに紐づけられるので、例えば、ダウンロードした端末ごと紛失するような事故があっても、再度購入する必要もなく無料で再ダウンロードできます。また、例えば家ではPC、外ではスマホでというように1冊買うだけであらゆる端末で読むことができるようになります。小中学生時代にゲームブックを読んだことがある「懐かしい人」も、ゲームブックをまったく読んだことがない「それなあに?」な人もこのチャンスに是非、「ゲームと小説の融合した面白さ」を味わってみてください。
幻想迷宮書店では、今後も、国内、海外問わず、ファンタジー小説や、ゲームブックの珠玉の名作を電子書籍化していきます!
配信タイトルの詳しい内容は公式サイトをご参照ください。
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企業情報
企業名 | 幻想迷宮書店 |
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代表者名 | 酒井 武之 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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