フィリピン在住の日本人が、クラウドファンディング「READYFOR」でフィリピン人看護師が日本の国家試験を受験するための費用をサポートするプロジェクトに挑戦

フィリピンのNPO、Asato Salvador Cultural Harmonization Center, Inc. では、フィリピン人看護師が日本の国家試験を受験する資金調達のために、9月24日より、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて100万円を目指し、プロジェクトをスタートします。本プロジェクトでは、フィリピン人看護師が、日本で行われる国家試験受験を受験する際の、渡航費や滞在費を確保するために資金調達を行っています。なお、本プロジェクトの募集締め切りは11月13日。一口1000円から支援することが可能であり、フィリピンならではのギフトや世界でも有名なビーチを誇る、ボラカイ島のリゾート宿泊券などのリターンを手に入れることができます。

フィリピン人が日本で医療従事者として活躍するためのサポートを提供している、現地NPO法人、Asato Salvador Cultural Harmonization Center, Inc.(本社:フィリピン、ボラカイ島、最高執行責任者:朝戸 サルヴァドール 千鶴、以下 ASCHC)は、2015年9月24日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、フィリピン人看護師が日本の国家試験を受験するための費用をサポートするプロジェクトを開始いたしました。

 

フィリピン人看護師のために日本の国家試験受験費用を募集

https://readyfor.jp/projects/asatosalvador

 

一口1000円から支援を受け付けており、フィリピンならではのギフトや世界でも有名なビーチを誇る、ボラカイ島のリゾート宿泊券などのリターンを手に入れることができます。

本プロジェクトは11月13日23時〆切であり、目標金額の100万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

 

【プロジェクトの背景】

2008年から、日比経済連携協定(Japan Philippine Economic Partnership Agreement、略してEPA)を通じて看護師を目指すフィリピン人が来日しています。この制度では、当初多くの外国人看護師、介護福祉士が誕生し、日本の看護介護業界の慢性的な人手不足の解消になることや、医療現場のグローバル化の促進が期待されていました。

 

けれども、ほとんどの人が、3-4年という限られた期間に国家試験に合格できずにフィリピンへ帰国することを余儀なくされています。看護師に関しては、再診の国家試験合格率は、7.3%。日本人の9割以上が合格していることを考えると、その低さが実感されます。

 

試験には不合格となっていても、すでに3年以上の看護助手としての臨床経験を積んだ人材なので、日本語での日常会話には全く不自由ないレベルです。日本に行く前にフィリピン国内や中東などの外国で、看護師として何年もの経験を積んでいる人たちも多くいます。それなのに、国家試験合格率がこのような数字になってしまうのは、日本語で試験を受けるためと考えられています。

 

EPA看護師候補者として、日本にいる間は、働きながら日本語の国家試験の勉強をすることになります。けれども、日々の臨床での会話や記録などが優先されるため、漢字の多く混じった専門用語の並ぶ国家試験対策を完璧に行うことができない人が多くいます。

 

EPAの制度では、3年もしくは4年の決められた期間中に国家資格に合格できない場合、実際の臨床で有能な人材であると評価されたとしても、滞在を延長することができません。また、EPA以外の在留資格の規定からも、資格の無い状態では、日本で働くことができないのです。この結果、3-4年前に日本に渡ったフィリピン人看護師の9割近い人たちがフィリピンに帰国している現状があります。

 

このような帰国看護師が日本での就労をあきらめることは、フィリピン人看護師だけでなく、その人たちを受け入れた病院や施設が、日本語の教育や現場での指導といった形で行ってきた多大な努力も無駄にしてしまうと考えます。

 

昨年よりASCHCでは、このようなEPA帰国看護師を対象に、インターネットを通じて、過去問を用いて無償の再受験サポートを開始しました。最高執行責任者の朝戸サルヴァドール千鶴は、自身が日本の看護師資格を保持しております。また、フィリピンでの生活が長く、同国の文化への理解もあるため、日本の看護師国家試験の過去問題を利用しながら、フィリピン人看護師が効果的に学習を進められるよう、無料で受けられる学習支援を提供しています。

 

昨年までのインターネットでのディスタンスラーニングに加え、今年からは観光地ボラカイ島の日系リゾートで働きながら勉強するコースも開催予定です。このコースでは、国家試験対策の勉強だけに留まらず、日本人観光客と接しながら、対人サービスの日本語の学習も行い、将来日本で働く日が訪れたときにも役立てられるように配慮します。

 

これらの取り組みは、先日NHK BSで取り上げていただき、多くの励ましの言葉をいただきました。

 

キャッチ 世界の視点 フィリピン 帰国看護師を支援

http://www.nhk.or.jp/catchsekai/marugoto/2015/08/0831.html

 

インターネットを通じての再受験サポートを、好意的に受け入れてくれるEPA帰国看護師は多いものの、2国間の物価が異なることもあり、働きながら国家試験対策をしても、受験するための渡航費用などを捻出ができない人が大半であることが分かりました。

 

そこで、今回はクラウドファンディングを通じて、4名のEPA帰国看護師が2016年2月14日に行われる看護師国家試験の受験をするための費用100万円を募集します。

 

■クラウドファンディングとは

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

 

■会社概要

商号 : Asato Salvador Cultural Harmonization Center

代表者 : 朝戸 サルヴァドール 千鶴 (同COO/最高執行責任者)

所在地 : #442, Hagdan, Yapak, Boracay, Malay, Aklan, Philippines

EPA帰国看護師に無料学習支援の説明(2015年8月15日、マニラ市内にて。)

 

設立 : 2014年6月

事業内容 : 日本で就労を希望するフィリピン人の医療従事者へのサポート。(国家試験再受験のためのディスタンスラーニング、日本の医療関係者によるフィリピンの医療事情視察ツアーの通訳やコーディネーションなど)

URL :https://sites.google.com/site/asatosalvador/



添付画像・資料

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企業情報

企業名 Asato Salvador Cultural Harmonization Center, Inc.
代表者名 朝戸 千鶴
業種 医療・健康

コラム

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