ファームシップ、植物工場用資機材開発のための実証実験受託サービスを提供開始

 植物工場事業を行う株式会社ファームシップ（本社：東京都千代田区 代表取締役 北島正裕・安田瑞希）は、このたび、研究開発拠点である富士Lab併設の完全閉鎖型植物工場（所在地：静岡県富士市）を活用し、農業資機材メーカーや学術研究機関等に対し、実証実験受託サービスの提供を開始したことをお知らせ致します。

 ファームシップは、食料生産、食料流通に関する社会的課題を、ICTをはじめとした最先端テクノロジーを活用して解決することを目的にした日本初のベンチャー企業として2014年に設立し、植物工場の導入・運営に関わるコンサルティングから植物工場野菜の仕入販売・運送取次ぎ業務を提供してまいりました。このたび、自社研究開発用の完全閉鎖型植物工場にて、種、肥料、培地、水耕栽培用資材や照明器具といった資機材の導入効果の検証やニーズに応じた各種の実証実験を受託するサービスをスタート致します。

 植物工場分野への参入を目指す農業資機材メーカーや、場所やコストの問題で植物工場の設置が難しい組織にとって、自前の設備を持つことなく、自由に環境制御可能な完全閉鎖型植物工場で実証実験を行うことが可能となります。ファームシップの経験豊富な植物工場エンジニアが、課題の洗い出し、活用シーンのアドバイスや改良ポイントの提案など、密なディスカッションを通じて研究開発を強力にサポートいたします。

■株式会社ファームシップについて

2014年3月設立。代表取締役 北島正裕・安田瑞希。スタッフ数15名。植物工場事業、農産物流通事業、農業データサイエンス事業を日本国内外で展開しております。