ミャンマー・ヤンゴンに日本語学校設立／語学研修事業も

　当社は2015年１月、ミャンマー第１の都市ヤンゴンにおいて、現地法人と提携して日本語学校を設立いたします。経済発展の著しいミャンマーでは、近年日本企業の進出が進み、日本語スキルをもつ人材ニーズが高まっています。ミャンマーにおける日本語教育は、国立大学の日本語学科の他、私立の小規模語学学校や個人的な語学塾などで行われており、約60箇所が確認されていますが、今回設立する当社の日本語学校はその中でも大規模なもので、開校時にまずは100名程度の生徒を募集します。また、日本語学校から現地の日本企業への語学研修の派遣事業も積極的に進めていきます。
今後の予定としては、2014年12月中に現地パートナーであるＪＥＴＣと合弁出資による新会社を設立し、開校に必要な正式手続きを進め、2015年1月に日本語学校を開校する予定です。株式会社京進全体では、日本国内、タイ、ベトナム、ミャンマー、中国等における日本語教育およびそれに関連する事業合計で2020年に26億円の売上を目指します。

【設立趣旨】
　当社は、1975年の創業当時より、教育を通じて社会や文化に貢献することを理念として学習塾事業の展開を行ってきました。現在、「日本と世界の教育、文化に貢献する」を経営理念として掲げ、学力向上と人間性を伸ばす教育に取り組んでいます。
　規制緩和が進むミャンマーでは、近年、経済発展とともに外国企業の進出が目立っています。国民感情が親日的であることも追い風となり、日本関連企業の工場や事業所が多数進出を検討しており、日本語が話せる人材に対するニーズが急速に高まっています。（2014年４月現在の日本商工会議所会員は161社）
　加えて、当社は1999年よりＣＳＲ活動の一環として、16年に渡り、ミャンマー政府を通じて第２の都市マンダレーにある、ミャンマー国立マンダレー聾学校に寄付を行ってきたことで、独自に現地との友好関係を築いてきました。ミャンマーの教育・文化の発展に貢献するべく、校舎や職業訓練施設、二つの寮の建設をはじめ、コンピューター、職業訓練のための設備一式などを寄付しており、これまでに築いた絆と友好関係をさらに深め、現地での教育支援をしたいと考えています。
　当社は、マンダレーにおいて、政府（自治体）から後援を受けた初めての日本語スピーチコンテストを開催するなどの実績もあり、ミャンマーにおける日本語教育に関して、現地の邦人企業などから期待を寄せられています。

【設立する日本語学校概要】
日本語学校名称：KYOSHIN JAPANESE LANGUAGE ACADEMY with JETC（京進日本語アカデミー）
設立時期：2015年1月開校（予定）
場所：ヤンゴン市内レーダン地区（インヤー湖南部・ヤンゴン大学およびヤンゴン外国語大学近接）
開校時の募集生徒数：約100名

【運営会社の概要】
会社名：KYOSHIN JETC CO.,LTD
主な事業内容：社会人及び大学生・高校生対象の日本語指導、日系企業への日本語研修派遣・技能実習生の派遣　など
役員：
　代表取締役社長タンシンナイン（THAN SIN NAING/JETC理事長）
　取締役社長ゾーリントウン（ZAW LIN HTOON/JETCマネージャー）
　取締役　藤井孝史（株式会社京進　国際人材交流事業部）
　取締役　桐生稔（株式会社京進　顧問）

【株式会社京進について】
本社：〒600-8177　京都市下京区烏丸通五条下る大阪町382-1
代表者：代表取締役社長　白川　寛治
設立：昭和56年4月2日
資本金：327百万円
Tel：075-365-1500（代）
Fax：075-365-1511（代）
URL：http://www.kyoshin.co.jp/
事業内容：教育サービス（幼児から高校生までの学習塾、個別指導教室のフランチャイズ事業、英会話、日本語教育、保育、研修）