ソルベイ、自動車業界向けにカスタマイズした先進部品試験設備により、マーレ社の革新的オイルフィルターモジュールの開発を支援

ソルベイエンジニアリングプラスチックスは、同社の先進部品試験設備であるTechnylイノベーションセンターを自動車業界向けにカスタマイズし、高品質自動車システムの世界的なリーディングサプライヤーであるマーレ社と共同で、Technylポリアミド樹脂を使用したオイルフィルターモジュールを開発しました。

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フランス、リヨン、2014年11月11日 - 高度なポリアミドソリューションで世界をリードしているソルベイエンジニアリングプラスチックスは、同社の先進部品試験設備であるTechnylイノベーションセンターを自動車業界向けにカスタマイズし、高品質自動車システムの世界的なリーディングサプライヤーであるマーレ社と共同で、Technylポリアミド樹脂を使用したオイルフィルターモジュールを開発しました。

「信頼のおけるオイル管理は、現在の自動車エンジニアリングにおいて重大であり、潤滑油は適切に供給、洗浄、温度管理を確実に行われなければなりません。」とマーレフィルターシステム社のオイルフィルターシステム開発部長のラルフ・キームレン氏は述べています。「複雑なオイルフィルターモジュールの開発と製造は、長年弊社の中核技術の1つであり、Technylのような高性能プラスチックは、部品統合と機能的統合にとって広い設計の選択肢を与えます。」

Technylのコンパウンド材料は、現在自動車に使用されている15種類以上の異なるマーレ製オイルモジュールに使用されています。それらのすべてが、主要なOEMの仕様に従った、グリコールによる長期間劣化耐性検査を含む厳しい検査を受けており、顧客との密接な協力により完全に有効性が証明されています。 「ソルベイの経験と部品検査ラボが、モジュール使用時に必要な性能の有効性検証に本質的な役割を担っています。」とキームレン氏は付け加えました。

ソルベイのベンチ検査の大半は、OEMと主要な自動車システムサプライヤーとの緊密な協力のもとで開発されています。フランス、リヨンにあるTechnylイノベーションセンターの現在の耐グリコール性検査ベンチは、最高温度135C、静圧下のオイルで6つの部品を一度に検査することができます。 新しいグリコール試験機を使用すると、プラットフォームに対して、高圧および高温度で高流量グリコールとオイル循環検査を同時に実施できるようになります。

「弊社は様々な革新的プロジェクトで長年マーレと協業してきました。また、継続的に弊社の部品検査能力が世界をリードするOEMの期待以上に拡張をしてきています。これらはより多くの効率的温度管理コンポーネントの開発を支える弊社の先進のサポートパッケージの一部です。」とソルベイエンジニアリングプラスチックスの応用研究所マネージャー、ローレント・ペレット氏は話しています。「2015年2月には、150C、パルス高圧で、最大10気圧のグリコールと16気圧のオイルという2つの触媒のフローを同時に管理できるようになります。」

さらにソルベイは、オイルモジュール以外の用途にも適用可能な-35C~+180Cの温度範囲の温度チャンバーと検査周波数5~2000Hzに対応する強制振動試験機を有しています。このほかにも、負荷最大30kN、最高温度220Cに達する高温空気パルス圧ベンチの最終部品検査用動的引張試験機などの設備も用意しています。

ソルベイの充実したプロセシングおよび部品試験設備は、包括的で、差別化されたTechnylフォース製品とサービスを補完するもので、試作品を短期間で作成するためのCAEシミュレーション用MMI TechnylデザインやSinterline Technylパウダーを提供しています。

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企業情報

企業名 ソルベイジャパン株式会社
代表者名 桑原 真
業種 エネルギー・素材・繊維

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