陸前高田市における企業研修受入れを通じた経済活性化の取組み   〜富士通株式会社さま新入社員受入(中間実績報告)〜

当協議会では9/24〜富士通株式会社(東京都)の新入社員研修にてこれまで200名弱の受入れを実施。(12/6までで述べ約400名)東日本大震災の風化が進む陸前高田市において復興支援だけでない、地域本来の魅力を提供、そして被災地だからこそ学べる新しい教育サービスを通じた地域活性の取組を活動中。

りくぜんたかた協議会(以後、当協議会)では9月24日より富士通株式会社(東京都)の新入社員研修を行い、これまで200名弱(計18回:12月6日までの延べ合計約400名)を受入れ、災害ボランティア、農林漁業産業体験、市長、副市長他、市内の経営者などの講話、ワークショップなどを提供しております。
 東日本大震災の風化が進む陸前高田市において復興支援だけで終わらない、陸前高田市が持つ本来の魅力を提供、そして被災地だからこそ学べる新しい教育サービスを通じて地域活性の取組みです。
 ついては取材をお願いしたく、ご検討頂けますようお願い申し上げます。

[ 本研修で実現すること ]
●日本全国に高齢過疎化が進む今日において、特に震災による影響等により、顕著な課題が表出しつつある陸前高田市を理解することで、参加事業者から見た今後の中・長期的社会課題解決、ビジネス創造を考えるきっかけの提供
●東日本大震災により発生した、事業における大きな課題(震災当時と将来)に立ち向かう事業者の想い、行動を学習し、企業人としての行動様式の学習機会の提供。
●復興途上の陸前高田の現状を知り、事業の現状を理解(事業者、住民との交流流を通じて)する体験を通じ、三現主義や主体的行動の重要性の学習機会の提供
●陸前高田市の被災経験を理解することで、参加事業者/個人の防災意識、減災意識の向上や事業継続計画(Business continuity planning、BCP)策定のきっかけとしての場の提供

[ 当協議会の提供サービス ]
1.市内関係者の講話
震災前から続く少子高齢過疎化による人口流出から来る地域衰退の問題、さらに東日本大震災の影響、今後陸前高田市ならびに地方都市に迫る社会課題に対して、市長や副市長、各業界の経営者、キーマンなど各講師の立場から見た[1] 陸前高田市の現状 [2] 各立場から見た現状の課題(事業や市全体) [3]それらの課題に対するこれまでの取組みとこれからの取組み状況 など、個人そしてより広い視点からの講話提供

2.災害復興体験、産業体験
農業、漁業などの事業者の元で業務体験を通じて、事業状況、課題、将来への思いなどから、業務内容の理解促進ならびに地域住民との交流を通じたコミュニケーション力と課題解決力の向上

3.上記体験を通じたワークショップの開催
陸前高田市が抱える問題やその課題、原因などを踏まえ、解決策の検討など考えるきっかけの場を提供



[ 企業研修受入による当協議会の狙い ]
1.通過型ではない地域に経済が循環する滞在型地域への転換であること
2.被災地としての陸前高田市における現状の情報発信(風化抑制)
3.交流人口、定住人口増加に向けた長期的な取組みの一貫
4.企業研修をきっかけとしてヒトとのつながりによる継続的なファンづくり


[ 推奨取材候補日 ] ※以下以外にも研修は行なっております。
1.11月11日(火)講師:久保田副市長 北限の柚子作業体験@米崎地区
2.11月18日(火)講師:久保田副市長 りんご作業体験@米崎地区
3.12月2日(火)講師:久保田副市長 りんご作業体験@米崎地区
4.12月4日(木)講師:戸羽市長 農業・漁業体験@広田地区
※講話は各日18:30より、陸前高田市矢作にあるサポートステーション(旧矢作小学校)
※作業は各日9時〜15時を予定しております。


[ 当協議会における今後の取組み ]
現在、NPO法人グローバルキャンパス理事長/日本観光振興協会理事の大社氏を招聘し、農林漁業、住民、観光、宿泊業など各業界の関係者を集めた有志の会議(計4回)を開催し、陸前高田市の観光コンセプト概要作成に取組んでおります。
本取組みを経て、個人、団体(企業、学校など含む)向けにさらなる魅力的な観光・教育コンテンツの製作に取組み、陸前高田市ならではのサービスを企画、提供してまいります。



[ 参考 ]
1.まるごとりくぜんたかた協議会について
2014年4月に発足したまるごとりくぜんたかた協議会(以後、当協議会)では、企業を始め学校や各団体の様々な体験作業の受入を行ない、陸前高田市の交流人口増加を通じた経済の活性化を目的として活動しております。(2014年4月からの実績:20企業、2学校、2行政計800名の受入)

2.着地型観光
観光客の受け入れ先が地元ならではのプログラムを企画し、参加者が現地集合、現地解散する新しい観光の形態。主に都会にある出発地の旅行会社が企画して参加者を目的地へ連れて行く従来の「発地型観光」と比べて、地域の振興につながると期待されています。

企業情報

企業名 まるごとりくぜんたかた協議会
代表者名 金野靖彦
業種 旅行・観光・地域情報

コラム

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域