今年のお歳暮贈答「予定あり」4割強、お歳暮1品の予算 平均4,355円~マルハニチロ お歳暮とプチギフトに関する調査~

 マルハニチロ株式会社(http://www.maruha-nichiro.co.jp/)は、2014年10月2日~10月4日の3日間で、全国の20歳~79歳の男女(学生は除く)に対し、「お歳暮とプチギフトに関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。

=お歳暮について=
~お歳暮のイメージと贈答経験~
◆お歳暮のイメージ「感謝・お礼」「オトナの習慣・風習」
◆70代の2割が「絆」をイメージ、20代、30代では「仕事・ビジネス」が2割強
◆お歳暮にネーミング 「ありがとうギフト/サンクスギフト」が多数も、「建前ギフト」など皮肉も
◆お歳暮の贈答経験 6割半、既婚者では7割半

全国の20~79歳の男女1,000名(全回答者1,000名)に、お歳暮のイメージを聞いたところ、「感謝・お礼」46.2%が最も多く、「オトナの習慣・風習」40.1%が4割台、「お金がかかる」28.6%、「日本らしい」27.3%、「年末」26.7%、「面倒くさい」25.9%、「古い・昔ながらの」24.3%が2割台で続きました。
世代別にみると、70代では「絆」が20.2%と他の世代層に比べ高く、5人に1人の割合となりました。また、「仕事・ビジネス」とのイメージは若い世代のほうが高くなり、20代では22.3%、30代では20.5%となり、70代6.5%の3倍以上となりました。お歳暮は、家庭での習慣から仕事上の習慣に変わってきているのかもしれません。

また、お歳暮に別の名前をつけるなら、どのようなネーミングが適していると思うか聞いたところ、「ありがとうギフト」「サンキューギフト/サンクスギフト」や「感謝ギフト」、「お世話になりましたギフト」といった“感謝の気持ち”からきているネーミング、「年の瀬ギフト」や「年末ギフト」、「年忘れギフト」、「締めくくりギフト」といった“時期”からきているネーミング、「絆ギフト」や「来年もよろしくギフト」といった“人とのつながり”からきているネーミングが寄せられました。また、「義理プレゼント」や「形式ギフト」、「建前ギフト」、「しがらみギフト」といった皮肉を込めたネーミングも僅かにみられました。

次に、これまでのお歳暮贈答経験を聞いたところ、「毎年贈っている」41.9%、「毎年ではないが贈っている」8.0%、「以前は贈っていたが、贈ることを止めた」15.3%となり、これまでに贈答経験があるのは65.2%、一方、「これまでに贈ったことはない」は34.8%となりました。
世代別にみると、上の世代ほどお歳暮の贈答経験率は高くなり、最も低い20代では26.5%であるのに対し、60代では91.6%、70代では95.2%と9割を超えました。
また、婚姻状況別にみると、既婚者のほうが贈答経験率は高くなり、未婚者の33.8%に対し、既婚者では76.8%となりました。この傾向は、どの世代でもみられたことから、婚姻状況もお歳暮の贈答経験には影響するようです。


~今年のお歳暮予定~
◆今年のお歳暮贈答予定 「予定あり」4割強、50代以上では半数以上
◆お歳暮の贈答相手は「親戚」「親」「兄弟姉妹」
◆若い世代のほうが「仕事関係」に、上の世代のほうが「友人関係」にお歳暮を贈る傾向

それでは、今年のお歳暮は、どのように予定されているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、今年のお歳暮贈答予定を聞いたところ、「贈る予定がある」41.5%、「現在、検討している」8.5%、「贈る予定はない」50.0%となりました。
世代別にみると、贈答予定があるのは、上の世代ほど高く、20代15.7%、30代25.9%、40代36.1%と40代以下では半数を下回りましたが、50代51.2%、60代56.5%、70代63.1%と50代以上では半数以上となりました。
また、婚姻状況別にみると、贈答予定があるのは、未婚者では17.8%でしたが、既婚者では50.3%でした。

次に、今年のお歳暮贈答予定者(415名)に、お歳暮を贈る相手を聞いたところ、「親戚」45.5%が最も多く、「親・義親」38.1%、「兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹」29.6%、「友人・知人」27.0%が続きました。親族にお歳暮を贈る人が多いようです。
世代別にみると、「仕事の取引先などお世話になった人」(30代27.9%、40代20.0%、50代22.4%、60代12.6%、70代10.4%)や「勤め先の上司・先輩」(30代25.6%、40代18.3%、50代5.9%、60代3.2%、70代1.9%)は若い世代のほうが高く、それとは逆に、「友人・知人」(30代11.6%、40代20.0%、50代21.2%、60代34.7%、70代38.7%)は上の世代のほうが高くなりました。前述したお歳暮に対するイメージの世代差は、世代によるお歳暮贈答相手の違いも影響しているのかもしれません。


~今年のお歳暮商品と予算~
◆今年のお歳暮で贈る予定の品 1位「ビール」 2位「洋菓子」 3位「ハム」
◆お歳暮の購入場所のトップは「デパート」、5人に1人が「インターネットショッピング」
◆お歳暮1品の予算 平均4,355円
◆お歳暮で人気の品 1位「ギフト券・商品券」、2位「ビール」、「ビール」は20代でトップ10圏外

今年、お歳暮を贈る予定の人は、どのような品を贈る予定なのでしょうか。今年のお歳暮贈答予定者(415名)に、贈る予定の品について聞きました。

まず、どのような品を贈る予定か聞いたところ、最も多かったのは「ビール」27.7%、次いで「洋菓子」20.5%、「ハム」19.5%、「和菓子」13.7%、「コーヒー・インスタントコーヒー」、「調味料・食用油」どちらも12.0%が続きました。

次に、どこで買う予定か聞いたところ、「デパート」40.5%が最も多く、「総合スーパー・ショッピングセンター」25.5%、「インターネットショッピング」20.2%、「専門店」16.4%が続きました。
居住エリア別にみると、北海道・東北エリア、東海エリアでは、「デパート」(北海道・東北エリア23.1%、東海エリア21.6%)で買う予定の人よりも「総合スーパー・ショッピングセンター」(北海道・東北エリア33.3%、東海エリア37.8%)で買う予定の人のほうが高い割合となりました。

そして、お歳暮の品1個あたりの予算を聞いたところ、「2,000円~3,000円未満」16.9%、「3,000円~4,000円未満」30.8%、「4,000円~5,000円未満」26.5%、「5,000円~6,000円未満」15.7%と2,000円~6,000円未満に回答が集まり、平均予算は4,355円と、5,000円を下回る結果となりました。

お歳暮を贈る側についてみてきましたが、もらう側になった場合、どのような品をもらうとうれしいのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、お歳暮にもらえるなら、どのような品がうれしいか聞いたところ、「ギフト券・商品券」43.9%が最も多く、「ビール」31.2%、「洋菓子」30.1%、「ハム」28.0%、「カタログギフト」22.4%が続きました。「ギフト券・商品券」や「カタログギフト」は、贈る予定の品では1割未満でしたが、もらうとうれしい品では上位となり、贈る側の意識ともらう側の意識のギャップが垣間みえる結果となりました。
世代別にみると、「ギフト券・商品券」は、20代から60代で1位、70代で2位と、どの世代からも人気がある様子が窺えましたが、「ビール」は20代では10位以下(11位)、「洋菓子」は70代では7位と他の世代と比べ順位は低くなりました。全体で上位となった商品でも、世代によって好みが分かれるものもあるようです。
また、70代では9位に「漬け魚(粕漬け・西京漬け)」、10位に「かに缶詰」、「数の子」と上位10位以内に海産物が3商品入ったほか、20代・10位「かに(缶詰除く)」、40代・8位「たらこ・明太子」、50代・9位「かに缶詰」、60代・7位「かに缶詰」となり、ほぼ全世代で上位10位以内に海産物が入りました。

《その他の調査結果抜粋》
※リサーチ結果の詳細は、下記URLで公開しております。
http://www.maruha-nichiro.co.jp/news_center/research/

~お歳暮のマナー~
◆お歳暮マナーの認知率 「お返しは不要」4割半、「喪中の場合でも贈ってOK」4割

~お歳暮に関する気持ち・考え~
◆「お歳暮では何を贈るか悩む」7割半
◆「お歳暮は、自分のセンスを活かして選びたい」5割強
◆「お歳暮商品をみていると、自分向けも一緒に欲しくなる」約6割

=プチギフトについて=
~プチギフト経験~
◆プチギフトを贈ったことが「ある」4割半、女性では6割と男性の2倍近く
◆プチギフトを贈る相手 「友人・知人」7割強、「会社の同僚」3割半

~プチギフトを贈るシーンと贈ったもの、贈り方~
◆“感謝の気持ち”や“お祝いの気持ち”を伝えたい場面でプチギフト 9割以上
◆ビジネスパーソンでは「お疲れさま」でプチギフト 7割
◆「これよくない!?」でプチギフトは20代で4割半
◆プチギフトで贈ったもの「お菓子」8割半、男性では「缶ビール」や「缶コーヒー」が2割前後
◆「ソーシャルギフト」でプチギフト 男性の経験率は女性の2倍以上
◆「手書きのメッセージと一緒に」プチギフト 女性では4人に3人が経験あり

~プチギフトと恋愛~
◆プチギフトがきっかけで恋愛に発展 20代ではプチギフト経験者の2割が経験

~プチギフトに関する気持ち・考え~
◆「プチギフトは人間関係の潤滑油」6割強が同意
◆「プチギフトを贈ってみよう」4割半
◆「ソーシャルギフトを利用してみよう」1割半

~今年、プチギフトを贈りたいスポーツ選手~
◆“感動をありがとう!”でプチギフトを贈りたいスポーツ選手 「錦織圭選手」がダントツ

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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