3人に1人が肝機能に異常。肥満、高血圧を抜いて、生活習慣に関わる異常の第1位に。健康診断で見逃しがちな数値とは…。肝臓に効く“あの物質”が、日本人の健康のカギ。

オルニチン研究会は、秋の健康診断シーズンに向け、最近の健康診断結果の現状と、それに関連する知識情報をご提供いたします。「国民病」になりつつある肝臓の異常について、あらためてお伝えいたします。

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 オルニチン研究会は、秋の健康診断シーズンに向け、最近の健康診断結果の現状と、それに関連する知識情報をご提供いたします。健康診断で気になる数値といえば、体重、中性脂肪、コレステロールなどメタボリックシンドロームに関するものをイメージされる方が多いと思われますが、飲酒習慣のある人以外は見逃しがちな「γ-GTP」「ALT」「AST」といった肝臓の数値が、日本人の健康に大きく関わっています。そこで、「国民病」になりつつある肝臓の異常について、あらためてお伝えいたします。

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お酒を飲まない人も要注意。人間ドックで3人に1人が“肝機能異常”
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 健康診断や人間ドックでは、数十項目にわたる検査数値が出ます。その中に、肝機能を示すγ-GTP 、ALT、ASTといった数値もあります。ところが、「肝臓=飲酒」というイメージが強いため、飲酒習慣のある人以外は、この数値をあまり気にしていないかもしれません。
 しかし実際には、検査を受けた人の33%に、肝機能の異常が見られるというデータが公表されています。その割合は、高血圧や肥満を抜いて第1位。30年前と比べて3倍以上も増えています。

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ある物質が、肝臓の数値を正常に戻すカギ
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 なぜ肝臓の検査数値が異常を示す人が増えているのでしょう。その原因は、食べ過ぎ、ストレス、運動不足などの生活習慣にあると見られています。肝臓には解毒作用があり、体内で発生したアンモニアを尿素に変え、無害化する働きがあります。アンモニアは、肉類など高タンパク質の食品を多量に食べたり、ストレスを受けたりしたときに生じる、体にとって有害な物質。この分解処理に関わっているのが「オルニチン」と呼ばれるアミノ酸です。そしてオルニチンが肝臓でアンモニアを無害化する回路のことを、「オルニチンサイクル」と呼びます。
 γ-GTP 、ALT、ASTが異常値を示しているときは、肝機能が低下し、このサイクルも弱っている可能性があります。しかし、肝臓は自己修復力を持つ珍しい臓器。そのため、オルニチンを外から補充するなどのケアによって、再び機能を高めることが期待できると考えられます。

 当研究会の調査では、肝臓の数値が高めの人にオルニチンを毎日摂取してもらったところ、およそ8週間で改善効果が見られました。日常的にオルニチンを取ることが、肝機能を回復させる可能性があることが示されました。

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γ-GTP 、ALT、ASTとは
 γ-GTP 、ALT、ASTは、肝臓の細胞が何らかの原因でダメージを受け、破壊されるときに細胞から漏出する酵素です。γ-GTPが高い場合はアルコール性肝障害の疑いがあり、ALT、ASTが高い場合は肝炎や脂肪肝が疑われます。
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肝機能の改善がもたらすのは、二日酔い解消だけではない
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 オルニチンは、シジミなどに含まれる成分で、日本では昔から「二日酔いにはシジミが効く」と言われてきました。しかし、オルニチンサイクルの改善がもたらすものは、何も二日酔いの解消だけではありません。

 オルニチンを続けて摂取している人からは、「疲れにくくなった」「ぐっすり眠れて、朝の目覚めがよい」といった声が寄せられています。これは、肝機能の低下がオルニチンで改善されたためと考えられます。肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、多少のダメージを受けても痛みや違和感に気付きません。しかし、肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝が進行したときは、疲労感、だるさなどの症状が現れると言います。つまり、疲労感は、肝臓が発する数少ないSOSのシグナル。眠っても疲れがとれない、一日中だるいといった方は、血圧や肥満度だけでなく、肝臓の数値に注目してみる必要があります。

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筋肉増強、女性の年齢が上がるにつれ増える肝機能異常にも・・・
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 オルニチンは、ヨーロッパでは医薬品として使われ、肝機能障害の治療に役立てられています。また、筋肉や骨の増強を促す成長ホルモンの分泌と関わり深いことから、アメリカではスポーツサプリとして摂取されています。
 さらに、女性にとっても重要な成分であることが、健康診断のデータから明らかになっています。肝機能障害といえば、お酒を飲む機会の多い男性の病気というイメージがありますが、データを見ると、年齢が上がるにつれ、女性の肝機能異常が増えていることが分かります。糖分などの取り過ぎや運動不足によって、消費されないカロリーが脂肪となって肝臓にたまり、肝機能を低下させていると考えられます。
 食欲の秋は、つい暴飲暴食しがち。飲み過ぎによるダメージだけでなく、生活習慣によるダメージから肝臓を守るためにも、男女問わず、オルニチンなどによる日常的なケアがポイントのひとつと言えます。

【オルニチン研究会サイト】
http://ornithine.jp/lp/

【参考ページ】研究15 オルニチンの肝機能改善効果の検証
http://ornithine.jp/lab/valuesdecrease.html

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企業情報

企業名 オルニチン研究会
代表者名 井澤陵
業種 医療・健康

コラム

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