VPJ、Webブラウザ型台割管理のクラウドサービスをリリース、データ一元管理・台割管理環境の統一により効率的な編集・情報共有・進捗管理が実現

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン（略称：VPJ、本社：東京都渋谷区、代表取締役：三村博明）は台割管理・データ管理を提供する”台割管理クラウド”を8月21日にリリースいたしました。本サービスではWebブラウザを使用してInDesignデータの台割編集・情報共有・誌面コンテンツの管理を行います。データの一元管理と台割編集・管理環境を統一することで、誌面データが自然と集約されるため、編集・情報共有の手間が削減され、業務効率を大幅に向上させることが可能です。

＜サービス概要＞
台割管理は編集において必ず発生する作業にも関わらず、従来の台割管理には顕著化されない課題が多く存在しています。Excelを使用した台割管理では、台の入れ替えなどの更新時にメンテナンスの手間やミスが発生したり、専用ソフトを使用した台割管理では、専用PCでないと編集できず作業が制限されてしまうなど、余剰な工数や制約が多く発生していました。
Webブラウザ型の台割管理サービスを導入することで、ドラッグ＆ドロップによる直感的な編集作業が可能となり、メンテナンスの手間や工数が削減されます。また、Webブラウザのみで台割編集を行えるため、システム環境に依存することなくいつでもどこからでも編集・確認作業ができ、編集作業や情報共有の効率化が実現します。自社で台割管理環境を整えることで外注協力会社への依存も無くなり、管理形態の統一が実現します。
今回リリースされた”台割管理クラウド”は、台割の作成・編集・管理だけでなく、データのオンライン入稿、プレビューによる全体の進捗管理、著作権管理などを実現するクラウドサービスです。

■ブラウザ型台割管理
クラウドサービス上に保存されているInDesignデータを使用し、Webブラウザ上で台割編集を行うことが出来ます。ブラウザ上の台をドラッグ＆ドロップするだけで直感的で簡単に編集が行えるため、編集作業やメンテナンスの手間が削減されます。台割管理に合わせ、編集進行状況の色分け管理も可能なため、リアルタイムに情報を共有しながら進行状況を確認することが出来ます。また、編集作業は排他制御により常に一人しか編集できないよう環境が整えられているため、誤って上書き保存をしてしまうリスクはありません。

■誌面プレビュー
誌面制作に使用するInDesignデータをクラウドサービス上に保存することで、制作されたInDesignデータをWebブラウザでプレビュー確認することが可能です。台割表示のみでなく、台割に沿った誌面プレビューをWebブラウザ上で表示できるため、誌面全体の実際のイメージや広告スペース、最新の編集進行状況などをリアルタイムで視覚的に確認することができます。また、台割上からInDesignデータ、写真や記事などコンテンツの保存先までリンクでき、Webブラウザ上でプレビュー表示することが可能なため、データの検索・確認作業の手間が削減されます。

■オンラインデータ管理
Webブラウザ上で、簡単に誌面コンテンツを入稿することが可能です。入稿されたデータや情報はそのまま特集として台割に読み込めるため、余剰工数が削減されます。また、データベース構築によりコンテンツ単位で属性情報を管理することができるため、誌面で使用されている素材の著作権・肖像権情報の確認も容易に行えます。属性情報や記事全文を対象とした検索や、台割上の記事抽出、使用されている画像の変換ダウンロードを行うことができ、効率的なデータ流用を支援します。

■台割PDF生成
編集した台割情報や改訂履歴をPDFで書き出すことが可能です。指示書としてメール添付して関係者へ共有することもでき、台割情報の共有や協力会社への受け渡しにかかる作業工数を削減できます。