“かけるだけ”ブームに、新たな兆し…トマトをいろいろな料理に“かけるだけ”!今、話題の『かけトマ』とは?

関連商品も品切れ、レシピブログでも話題に 人気の理由を探る! 人気の理由を探る!キーワードは“彩り・ヘルシー・ひと手間感”

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生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、このたび、2014年の「食」トレンドとして、『かけトマ』をテーマに、レポートを発表します。

ここ数年続いている“かけるだけ”ブーム。ごはんに“かけるだけ”のチーズふりかけや、サラダに“かけるだけ”の粉末調味料など、ユニークな商品がぞくぞく登場しています。

中でも、トレンド総研がこの春注目しているのが、“かけるだけ”のトマト=『かけトマ』です。角切りにしたトマトをいろいろな料理にかけるだけで、彩りが美しく、ヘルシーで、ひと手間感のあるアレンジになると、主婦を中心に話題となっています。

買ってきたトマトを自分でカットして使うのはもちろんのこと、最近ではそのままかけるだけのトマト調味料も販売されており、昨年カゴメから発売された「かけるトマト」は品切れのため一時休売するほどの人気に。また、「レシピブログ」をはじめとした料理レシピサイトでも『かけトマ』レシピが注目を集めているそうです。

そこで今回トレンド総研では、この『かけトマ』をテーマに、20~50代の主婦500名を対象に実施した調査結果や、日本最大級の料理ブログポータルサイト「レシピブログ」編集長・久永千恵氏へのインタビュー内容、「かけるトマト」を発売しているカゴメ株式会社マーケティング部・川口浩司氏の取材コメントなどをご紹介してまいります。



【調査結果】 主婦の8割以上が『かけトマ』に興味あり!すでに実践している人も

はじめに、『かけトマ』の魅力を探るべく、20~50代の主婦500名を対象に調査を実施しました。
・調査期間:2014年3月31日~4月2日 ・調査対象:20~50代 主婦 500名

■主婦が好きな野菜、1位は「トマト」!一方で「ワンパターンになりがち」という悩みも…
毎年春になると、シーズンを迎えた「トマト」を使った新商品や新メニュー、新しい食べ方などがたびたび話題にあがります。トマトは、もともと女性たちの人気が高い野菜のようで、今回の調査でも「あなたはトマトが好きですか?」という質問では、88%と約9割が「好き」と回答しました。ちなみに、具体的に「トマトの好きなところ」を聞くと、「おいしい」(76%)、「彩りがキレイ」(67%)、「調理の手間がない」(59%)、「栄養価が高い」(48%)、「他の食材との相性がよい」(38%)などが上位に。味・見た目・手間・栄養など、あらゆる面で魅力を感じている主婦が多いようです。

しかし一方で、「トマトを食べる上では、食べ方や調理法がワンパターンになりがちだと感じますか?」という質問では、76%と約8割が「そう思う」と回答。具体的にどのような食べ方をすることが多いかを聞くと、「そのまま食べる」が80%で圧倒的に多く、次いで「調味料をかける」が49%という結果になりました。トマトはそのままでも手軽に食べられる食材だけに、「炒め物の具材にする」(15%)、「フライパンやオーブンで焼く」(11%)、「ミキサーなどにかけピューレにする」(3%)など手間をかけた調理をする人は少数派のようです。

■「普段の食事に『かけトマ』を取り入れたい」主婦の7割が回答・・・すでに実践している人も
そこで、こうした主婦たちに「トマトを食べる上で、簡単なアレンジ方法や食べ方があれば取り入れたいと思いますか?」と聞いたところ、86%が「取り入れたい」と回答。
また、「かけるだけのトマト=『かけトマ』を普段の食事に取り入れたいと思いますか?」という質問では、70%が「今後取り入れてみたいと思う」と答えたほか、「すでに普段から取り入れている」という人も13%。合計すると、8割以上の主婦が『かけトマ』に関心を持っていることになります。



【インタビュー:1】 「レシピブログ」担当者が語る、『かけトマ』ブームの背景

続いて、日本最大級の料理ブログポータルサイト「レシピブログ」編集長・久永千恵氏に、『かけトマ』レシピの人気の実態や、注目を集めている背景についてお伺いしました。

■年間を通じて人気が高い、トマト料理レシピ…特に6~8月は読者からの注目度もアップ
現在、レシピブログではトマトを使った料理レシピが9万点以上、投稿されています。(※2014年4月末現在) トマトは年間を通じて手に入りやすい食材ですが、特に旬の6月~8月にかけては多くのレシピが投稿され、読者からの検索数も大幅に上昇。栄養価も高く、彩りを添えてくれる食材として、毎日の食卓からお弁当、特別な日まで、様々なお料理のシーンで登場する様子がブログでも見受けられます。みずみずしい食感や味わいで、大人から子供まで人気が高いのが特徴です。

■「レシピブログ」内でも注目が集まる『かけトマ』レシピ
リコピンやビタミンが豊富なトマトは、もともと美容・健康効果が高い食材というイメージを持たれていましたが、2012年に京都大学のチームが、トマトの脂肪燃焼効果に関する研究データを発表したことをきっかけに、注目度が一気に高まりました。それ以降、積極的にトマトを摂る動きと共に、『かけトマ』レシピも徐々にブログでも目立つようになってきたと言えます。
また、缶詰やソースなど手軽に『かけトマ』が楽しめる市販品が多くスーパーに並ぶようになったことで、毎日のおかずに取り入れる人がさらに増えてきました。「レシピブログ」でもこの流れを受け、今年の2月に『かけトマ』レシピコンテストを実施し、450点以上の応募レシピが集まる大反響を得ました。

■「レシピブログ」編集長が語る『かけトマ』の魅力とは
「手軽に野菜が摂れて健康的」「彩りが鮮やかで食欲が増す」「どんな食材にも合う」というのが『かけトマ』の魅力だと思います。がっつりとしたメインのお肉料理や揚げたお魚料理、麺・パスタ、丼ものまで、『かけトマ』をするだけで簡単かつ健康的に野菜を摂取することができます。家族の健康を気遣う忙しい主婦にとって、『かけトマ』は救世主となる万能調理術とも言えそうです。
ちなみに、レシピブログで実施した『かけトマ』レシピコンテストでグランプリに輝いたのは「かけトマ♪照り焼きチキン丼」。甘い照り焼きチキンに『かけトマ』をするだけで、彩りとさっぱり感が加わります。プレートで「カフェめし」っぽくアレンジすると、オシャレ感もアップしますよね。



【インタビュー:2】 カゴメ担当者に聞く、「かけるトマト」ヒットの理由

さらに今回は、『かけトマ』が人気を集めるきっかけにもなった「かけるトマト」を販売するカゴメ株式会社マーケティング部・川口浩司氏にもお話をお伺いしました。

■発売から3か月で販売数100万個を突破した、大人気商品「かけるトマト」
「かけるトマト」の企画が持ち上がったのは2011年頃。以前からトマトソースなどは発売していたのですが、料理初心者の方からは“使い方が難しそう”、“上級者向け”と敬遠されがちだったため、もっと手軽にトマトを楽しんでもらうべく、“かけるだけ”というワンステップの商品を開発することになりました。
その結果、2013年2月中旬の発売直後から売上を伸ばし、3か月後の5月下旬には販売数100万個を突破。当初の販売計画をはるかに上回る売れ行きで品切れし、ついには生産が追いつかず、販売休止をせざるを得ない状況になってしまいました。当社のトマト調味料の中でも、異例の大ヒットだったと言えます。その後は、生産ラインを拡大して安定した供給ができていますが、発売から1年経った今でも、主婦の方を中心に大きな人気を集めています。

■担当者が語る「かけるトマト」ヒットの理由
「かけるトマト」のヒットの理由は、やはり“かけるだけ”という手軽さにあります。煮込んだり、炒めたりという手間をかけることなく、“かけるだけ”でトマトの彩りを添えたり、ひと手間かけた感じのある新しいメニューが作れます。
もともとは30~40代の主婦をメインターゲットと考えていましたが、実際に発売してみると、世代を問わず多くの方にご活用いただいています。また、料理にかける時間がとれないけれども、出来合いのおかずをそのまま食卓に出すことに罪悪感があるという方が、お惣菜と一緒に購入するケースも多いようです。『かけトマ』という1つの工程をはさむだけで、スーパーで買ったお惣菜に「手料理感」が生まれると好評いただいています。もちろん、毎日のメニューに悩む主婦の方、ヘルシーなものが好きな若い女性、食生活が乱れがちな学生・サラリーマンの方などにもおすすめです。

■『かけトマ』は、ボリュームたっぷりの肉料理とも相性◎
『かけトマ』は他の食材とも相性がよいのが魅力で、野菜料理、たまご料理、パスタなど、様々なメニューに活用いただけます。中でもおすすめなのが、から揚げやトンカツなど、スタミナたっぷりのお肉料理との組み合わせ。がっつり食べたいという気持ちを満たしつつも、ヘルシーでさっぱりとした味わいを楽しむことができます。

■さらに多くの人に、新たなトマトの楽しみ方として『かけトマ』を広めたい
当社では今後も、『かけトマ』という新しいトマトの楽しみ方を、より多くの方に知っていただきたいと思っています。そのために、今年はテレビCMやWEB広告にも力を入れる予定のほか、『かけトマ』の特設ページを制作し、カゴメがおすすめする『かけトマ』の作り方や、手軽にできる『かけトマ』レシピの紹介などもおこなっています。
また「かけるトマト」のヒットを受け、「カゴメ サルサ」など、“かけるだけ”製品のラインナップを拡充したいとも考えています。調理・アレンジが手軽に楽しめる“かけるだけ”製品を通じて、新たなトマトの楽しみ方を根付かせることが目標です。

企業情報

企業名 トレンド総研
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業種 その他サービス

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