【タイにおける日本ブランド認知度調査シリーズ】 タイの家電業界における日本ブランド検索トレンド調査 ~エアコン、冷蔵庫は日本ブランドがタイで人気~

アウンコンサルティング株式会社(東証マザーズ:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明)は、タイにおける「家電製品関連キーワード」の検索ランキングに関するデータを公開しました。※タイ現地法人、アウンタイラボラトリーズ株式会社調べ

アウンコンサルティング株式会社(東証マザーズ:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明)は、タイにおける「家電製品関連キーワード」の検索ランキングに関するデータを公開しました。※タイ現地法人、アウンタイラボラトリーズ株式会社調べ(http://seo-web.aun-thai.co.th/jp/

<タイの家電業界における日本ブランド検索トレンド調査>

タイの家電業界における日本企業の進出は30年以上もの歴史があります。近年において、日本の家電メーカー各社は、タイ国内で拡大する消費需要を取り込むため、生産拠点としてだけではなくASEANにおける重要な販売拠点としてもタイでのブランド認知度向上を重要視しています。また、日本及びタイ政府は、日本の家電メーカーのタイ進出を後押ししています。タイ投資委員会(BOI)によると、2013年の外国直接投資(認可ベース)は件数で1,224件(前年比9.8%減)、金額で4,789億バーツ(12.8%減)と、前年に比べそれぞれ約1割減少しましたが、2012年の伸び率が5割だったことを考えると、まだまだ高水準を維持しているといえます※(1)。また、日本企業がBOI投資奨励を申請する産業の中で、電気・電子産業は申請数第2位と上位に位置しています※(2)。このように、タイ経済と日本の家電メーカーとの関係は密接なつながりをもっており、タイ国内でのブランド浸透にも貢献しています。しかしながら、かつては自動車業界のように日本ブランドが席巻していた業界勢力図は、昨今、韓国、中国勢の攻勢により徐々に変化しつつあるというのが現実です。

そこで、アウンコンサルティング株式会社のタイ現地法人であるアウンタイラボラトリーズ株式会社では、「検索」という観点から、タイ国内の家電製品関連キーワード検索数による、日本の家電メーカーのブランド認知度調査を実施しました。調査には、タイの主要検索エンジンであるGoogleが提供するキーワード検索数調査ツールを用いて、該当キーワード(タイ語での「家電カテゴリー名+家電メーカー名」の検索数)における直近12ヶ月間の検索回数を調査対象としました(2013年3月~2014年2月のタイ国内における検索数データ)。尚、今回の調査対象とした家電カテゴリーは、タイ国内で消費される家電製品の中でも主力となるエアコン、扇風機、冷蔵庫、洗濯機の4つの家電製品に焦点を絞りました。

データ参照元
※(1)JETRO(一部抜粋) https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/biznews/530b02a80d2f0
※(2)The Board of Investment of Thailand
※(3)アジア白物家電市場と日系家電メーカーの取組(2011年度 一般財団法人アジア太平洋研究所)
http://www.apir.or.jp/ja/research/files/2013/03/423_02.pdf
【タイの家電業界における日本ブランド検索トレンド調査】

1,洗濯機
検索数は、LG、Samsungといった韓国勢が席巻しており、3位以降に日本勢(HITACHI、TOSHIBA)が続きます。上位10位の中に日本ブランドは4社ランクインしていますが、それを合算しても1位のLGの検索数には及ばない結果となっています。
詳細: https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0422.html

2,エアコン・冷蔵庫
熱帯に属すタイの気候により、年間を通して必需品となるエアコンと冷蔵庫。このカテゴリーにおいては、検索数で見ると、日本勢が市場をリードしています。特に、ダントツのキーワード検索数だった三菱電機ブランドが、タイで浸透していることが伺えます。「エアコン」「冷蔵庫」のカテゴリーにおいては、タイ人が最初イメージするのは日本ブランドであるということがわかります。
詳細: https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0422.html

3,扇風機
タイ国内で、エアコンが一般家庭に普及してきたとはいえ、自宅にエアコンを設置している家庭はまだ一部に限られています。そういった中、一般家電として普及しているのが扇風機です。このカテゴリーにおける検索数としては、タイのHATARIが圧倒的な存在感を示しています。価格の手頃さに加え、テレビコマーシャルやBTS(バンコクの電車)車内での広告宣伝効果もあり、ブランド認知度としては外国企業の追随を許していません。扇風機に関しては、韓国勢はあまり力を入れていないこともあり、タイと日本の家電メーカーが市場を占めています。
詳細: https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0422.html

<調査概要>

【調査主旨】 タイの家電業界における日本ブランド検索トレンド調査
【調査要綱】
・対象国 :タイ、日本
・調査方法 :「Google」が提供するキーワード検索数調査ツールを用いて、各キーワードにおける月間検索回数を調査
・調査対象期間: 2013年3月1日~2014年2月28日分を2014年4月9日に集計
※本リリースに掲載しておりますデータを記事にて引用される場合は、「アウンタイラボラトリーズ株式会社調べ」と出典を明記していただきますようお願いいたします。

■アウンのタイ法人、アウンタイラボラトリーズ株式会社について
http://seo-web.aun-thai.co.th/jp/
Webマーケティングの先駆けとして1998年に設立したアウンコンサルティング株式会社のタイ現地法人として、2008年に設立。タイをはじめASEAN周辺国へ進出する日系企業、タイ国内企業を中心に多言語Web制作、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチ、翻訳などのグローバルマーケティング支援を展開。2010年にはBOI(Board of Investment)を取得。タイ政府に認められた有数の日系Webマーケティングエージェンシーとして独自のポジションと地位を築く。

【当社の情報サイト】
タイ進出支援ポータルサイト: http://thssp.jp/
海外進出情報サイト: http://www.globalmarketingchannel.com/
SEO情報ポータル: http://www.seo-ch.jp/
翻訳見積サイト: http://www.aunlan.com/

企業情報

企業名 アウンコンサルティング株式会社
代表者名 信太 明
業種 ネットサービス

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