オトバンク、視覚障害者専用ラジオ放送 「JBS日本福祉放送」に音源提供開始

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オトバンク、視覚障害者専用ラジオ放送 「JBS日本福祉放送」に音源提供開始

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【要旨】
株式会社オトバンク（本社：東京都文京区　代表取締役社長：久保田裕也）は4月7日より、社会
福祉法人視覚障害者文化振興協会が運営する視覚障害者専用ラジオ放送「JBS日本福祉放送」
（本部：大阪府大阪市　代表：川越利信）への音源提供を開始しました。

【ニュース本文】
オトバンクは4月7日、社会福祉法人視覚障害者文化振興協会が運営する視覚障害者専用ラジオ
放送「JBS日本福祉放送」への音源提供を開始しました。今回提供するのは、同社が2008年1月
から配信しているPodcast番組「新刊ラジオ」の音源で、4月7日より毎週、19時～19時半の時間に
放送されます。（更新は週1回、同一内容を月～日の7回放送します）

2004年12月に創業者である上田渉（現オトバンク代表取締役会長）が設立したオトバンクは、
「聞き入る文化の創造」「究極のバリアフリーの達成」「出版業界の振興」を企業理念に掲げ事業を
行ってまいりました。

【オトバンク代表取締役会長・上田渉のコメント】
弊社は10年にわたり、誰もが気軽にオーディオブックにアクセスできる社会の実現を目指してオー
ディオブックの制作・配信に取り組んでまいりました。こうした活動の積み重ねによりJBS日本福祉
放送様とのご縁をいただき、今回音源提供を開始できますことを非常に嬉しく思います。私事では
ありますが、会社を起こすきっかけをくれた、緑内障で失明していた私の亡き祖父も、今回の取り
組みの開始の報告を喜んでくれるのではないかと思っています。視覚の自由・不自由にかかわらず
本に触れることのできる読書のバリアフリーの実現に向け、今後も企業として視覚障害をお持ちの
方々のお役に立てる形を考えてまいります。

今回、JBS日本福祉放送からの「視覚障害者は本の情報を得る機会がない」という相談を受け、
新刊書籍の情報を約20分のラジオ形式でお届けする「新刊ラジオ」の音源提供を決めました。
今回の取り組みを第一弾として、今後は順次オーディオブックの提供にも取り組んでいく見通しです。

■JBS日本福祉放送（ http://www.jbs.or.jp/index.php　）
社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会が手掛ける視覚障害者専門放送。1988年より25年以上
にわたり、情報支援の一環として全国の視覚障害者に対し、複数メディアを通して視覚障害者が必
要とする情報番組を配信しています。

■ 株式会社オトバンク （ http://www.otobank.co.jp/ ）
音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフ
リー」「出版文化の振興」の達成を目指しています。350社以上の出版社様と提携し、主な事業とし
て、日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラ
インブックガイド「新刊JP」( http://sinkan.jp/ )を中心とした書籍のプロモーション事業や「朗読少
女」「朗読執事」を手掛けています。