大学の節電対策震災以降にリバウンド ―電力使用量関東 10.4%・東北 8.9%増加、自然エネルギー導入は拡大―

「2013 年度大学における環境対策等に関する全国調査」の結果及び「第 5 回エコ大学ランキング」の結果を発表致します。震災に伴う要請で減少した電力使用量は、関東・東北において増加に転じていることが明らかになりました。またランキング結果は、総合1位三重大、2位岩手大、3位日本工業大となりました。

 特定非営利活動法人エコ・リーグ(以下、エコ・リーグ)は、「2013 年度大学における環境対策等に関する全国調査」
結果及び、本調査に基づき決定する「第 5 回エコ大学ランキング」の結果を発表致しましたので、ここにお知らせ致し
ます。
 調査の結果からは、東日本大震災に伴う要請を受けて減少した電力使用量は、関東・東北地方において増加に転じており、
継続して取り組むことが難しい現状が浮き彫りとなりました。またランキングの結果は、総合第1位に三重大学(三重県)、
同2位に岩手大学(岩手県)、同3位に日本工業大学(埼玉県)が入賞しました。

 第5回目となる今回の調査は、全国 781 の大学及びキャンパス(以下、大学と表記)を対象にアンケート調査を行い、200 大学から回答がありました。
 調査結果から、80%の回答校が 2010 年度から震災後の 2011 年度にかけて電力使用量を削減したものの、45%の回答校
が翌年度に増加に転じていたことが明らかになりました。地域別に見ると関東・東北においてこの傾向が顕著である一方、
特に関西・九州地方では 2010 年度から 2012 年度にかけて継続的な減少となっていました。
 また、30%の回答校で自然エネルギーの導入が進んで発電量が増加し、導入している大学における自然エネルギーの発電量
は総電力使用量の 0.21%を占めていることが明らかになりました。

 本調査に基づき各大学の環境対策の取組み状況を評価する「第5回エコ大学ランキング」では、独自の環境マネジメント
や、学生や地域と連携した環境活動に取り組む三重大学が、2010 年以来 2 度目の総合第 1 位となりました。

■調査及びランキング結果の詳細は下記のページをご覧下さい
http://ccc.eco-2000.net/eco-campus


◆ 「第 5 回エコ大学ランキング」表彰式開催のお知らせ ◆

今回の発表に合わせ、12 月 14 日(土)にランキング上位 3 校の代表者を招いての「第 5 回エコ大学ランキング表彰式」
及び各大学の取り組みの報告会を行います。報道関係者の皆様におかれましても、是非ご出席いただければ幸いです。

[日時]:2013 年 12 月 14 日(土)
 -表彰式13:00-13:15(10分前にはお集まり下さい)
 -情報・意見交換会13:30-15:00(表彰式後、係の者が誘導し会場に移動いたします)
[会場]:東京ビックサイト(東京国際展示場)東4ホール・プレゼンテーションステージ B
[主な出席者]:
 三重大学 朴 恵淑 (理事・副学長)
 岩手大学 小川 智 (理事・副学長)
 日本工業大学 波多野 純(学長)
 各校学生代表
[主催]:特定非営利活動法人エコ・リーグ
○当日参加可(ご不明な点がありましたらエコ・リーグまでお問い合わせ下さい)

企業情報

企業名 特定非営利活動法人エコ・リーグ
代表者名 裏野秀和(代表理事)
業種 その他サービス

コラム

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