アズ株式会社、産学連携実現に向け、学校法人武蔵野学院と戦略的業務資本提携を締結

１．戦略的業務資本提携の背景

アズ株式会社は創業来、「AsZスタイルで人を創り続ける」という経営理念のもと、フリーターと言われる若年層失業者を主たる経営資産として活用し、成果報酬型法人営業代行事業のパイオニアとして経営を行って参りました。

事業の創造、展開を繰り返していく中で、つまるところビジネスとは教育実践の場であり、１．教育対象となる人財の選定と、２．教育コンテンツの充実こそが事業の競争優位性を高める術と社内認識を高める中で、

・スキルベースでなくマインドベースで優秀な人財の発掘
・優秀な人財を育てる国際感覚豊かな教育コンテンツ整備
・優秀な人財が会社に長く定着する文化醸成

上記３点を如何に効率化させるかが至上命題であると意識して参りました。

学校法人武蔵野学院はその源流となる教育機関が明治45年に創立された100年を越える歴史を有した由緒ある学校法人であり、1991年にいち早くグローバル化に向けた国際教養学科を設置するなど、高い先見性と教育力を有しております。また、直近の就職率が93%超を誇る超優良大学であり、意識の高い人財を多数確保しております。

両社の強みを掛け合わせることで、アズ株式会社及び学校法人武蔵野学院のブランドバリューを加速度的に高めるべく、この度戦略的業務資本提携を行うことを合意致しました。


２．戦略的業務資本提携の内容

学校法人武蔵野学院はアズ株式会社の株式一部を引き受け、またアズ株式会社は学校法人武蔵野学院に対してこれまで培ったセールス・マーケティングのノウハウそのほかあらゆる経営資産を駆使し定員数増加とブランドバリュー向上を目指し、両社の協力を得ながら以下の共同事業を行う予定です。

（1）2013年4月設立のSMB研究所を中心とした産学連携事業
（2）学校法人武蔵野学院の世界戦略立案、国際進出
（3）アズ株式会社又は関連会社の有する教育コンテンツの学術的体系化
（4）産学連携SPCの設立並びにビジネススクール事業の世界戦略と発展

また、上述した産学連携SPCを母体とするビジネススクールに関しては、専門職大学院への認可申請にむけ互いに協力し合うことで、若年層失業者を対象とし、更なる教育機会の創出を目指して参ります。

アズ株式会社のスタッフを中心とする学術的背景のない若年層失業者に対して、１．専門職大学院による教育機会の提供、２．実業によるOJTが実現することにより、名実共に世界初となるフリーター再生機関が樹立されます。机上の空論を一切廃した実戦型の若手人財再生機関を志し、産学連携を完成形に近づけて参る予定です。

中長期的には、本提携により確立した産学連携の事業ユニットをSPCとして独立させ、少子高齢社会において定員割れに悩む私立大学へのソリューション機能を提供して参る予定です。

この度の戦略的業務資本提携につきましては、以上の内容を中心に具体的な施策を検討し、
合意事項をすみやかに実施してまいります。

＜アズ株式会社について＞
本社　　　東京都新宿区神楽坂6-46　ローベル神楽坂10階
設立　　　2006年11月1日
資本金　　35,000,000円
役員　　　代表取締役会長　松田　元
事業内容　戦略的営業アウトソーシングサービス、事業開発、事業再生
主要顧客　NECグループ
　　　　　ソニーグループ
　　　　　沖電気グループ
　　　　　他1,460社との取引実績有り

＜学校法人武蔵野学院について＞
本部　　　東京都北区西ヶ原4-56-20
理事長　　高橋　暢雄
事業内容　武蔵野学院大学、武蔵野短期大学等の運営