<農業ベンチャー起業の今>20代、30代の若者・都会出身者が農業/地域を目指す◆有機農業とアグリビジネスを学ぶ社会人向け学校「アグリイノベーション大学」が開校

あたらしい時代の「農業家」を育てるビジネススクール「アグリイノベーション大学」が今年4月に開校します。同校の調査では、受講希望者の7割が20~30代の若者層。会社員が最も多く、1都3県の出身者がほぼ半数を占めています。実家が農家ではないにもかかわらず、就農・起業を目指す若者が、続々と増えています。

<農業ベンチャー起業の今>

20代、30代の若者・都会出身者が農業/地域を目指す


■ あたらしい時代の「農業家」を育てるビジネススクール開校http://agri-innovation.jp/

2013年2月18日、体験農園を運営する株式会社マイファーム(代表:福島雄裕)と株式会社農都共生総合研究所(代表:川辺亮)は、2社の合同となるジョイント・ベンチャー「合同会社アグリイノベーション」を設立しました。(東京都港区麻布台、代表:木本一花)

 ミライの農業と食ビジネスをつくる「アグリイノベーション大学」を2013年4月より開校し、あたらしい農業の担い手となる「農業家」人材の育成をおこないます。

 今後、5年以内に学校法人の認可を得て、2020年には、提携校含め500校のネットワーク校を全国に展開。5000名の新規就農者・農業ベンチャー起業家を輩出します。


■ 今、若者が農業/地域を目指している! 受講希望者の7割が20~30代の若者層。

 「アグリイノベーション大学」の学校説明会(全15回)に集まった受講希望者は、20~30代の若い世代が中心となっています。会社員が最も多く、1都3県の出身者がほぼ半数を占めています。実家が農家ではないにもかかわらず、農に関連する仕事に就きたいと願い、就農・起業を目指す若者が、続々と増えています。


■ 「人をつくらなければ、農業再生はない」

- 耕作放棄地再生のマイファーム創業者・西辻一真

 マイファームという会社では、「耕作放棄地」を再生するため、体験農園などの事業を行ってきました。

 全国には、埼玉県とほぼ同じ面積の「耕作放棄地」が存在すると言われています。しかし、これをいくら活用しようと思っても、そこで事業をおこす「人」をつくらなければ、農業の再生はあり得ません。

 農業が成長産業となるためには、農作物をつくる人自身が、いかに“自立できるか”ということに尽きると私は思っています。

農業というのは、非常に多様な価値をもった産業です。自然と付き合うノウハウ、景観や環境づくりの機能、地域コミュニティを支える力。こうした、農業の「無限の可能性」を引き出し、マネジメントすることができる人材が、今まさに求められています。

―――アグリイノベーション大学・学長 西辻一真(にしつじかずま) 福井県出身。京都大学農学部卒業。2007年、(株)マイファームを起業。「自産自消」する社会を目指し、全国の耕作放棄地を体験農園として活用する事業を展開する。


■イベント・レポート ~起ちあがれ、非農家からの農業家~

「アグリイノベーション就農・起業」フォーラムを開催しました。

2月11日(月・祝)、六本木ミッドタウンにて「アグリイノベーション就農・起業フォーラム」を開催しました。

先進的な取組をおこなう生産者や、アグリビジネスの第一線に立つ起業家が登壇し、「これからの農業界に必要な人材とは」という問いに答えるべく、公開討論をおこないました。

TPP問題や都市と農村の共生、6次産業化の発展性についてなど、農業を取り巻くさまざまなテーマが、議論の的となっています。


【アグリイノベーション大学・開校概要】

http://agri-innovation.jp

2013年4月第1期生スタート

募集人数:本科1期につき最大20名まで、専科・単科あり

開講日:原則として毎週土・日曜日 ※4月入学~翌3月卒業の年間スケジュール

開講場所:マイファーム六本木オフィスおよび提携圃場(千葉県東金市)


★本件に関するプレス向け映像資料・パンフレットをご用意しています。

 ぜひお気軽にお問い合わせください。

NewsLetter01_農業ベンチャーを起業する若者たち.pdf



企業情報

企業名 合同会社アグリイノベーション
代表者名 木本一花
業種 教育

コラム

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