「BCP演習支援ツール」を開発

株式会社ヒルベット・ソリューション（千葉県千葉市中央区、代表取締役社長：小山隆）はこのほど、「BCP演習支援ツール」を開発しました。

現状の課題
BCPを実効性のあるものにするためには、BCP演習は必要不可欠ですが、このBCP演習を実効性のあるものにするためには、被災シナリオに基づく被災イメージやそれからの復旧イメージを参加者全員が共通に描けることが重要になります。しかし現状では情報が不足していて、共通のイメージが描けず、各々のメンバーが異なったイメージのまま演習を実施している場合が多く、折角のBCP演習の成果があまり期待できない場合が見受けられます。

課題に対する解決策
・BCPの分析結果を基に、被災シナリオにおける各経営資源の被災および復旧状況の時間経過を可視化します。
・この可視化した情報を参加者全員が共有することにより、被災シナリオにもとづく被災イメージやそれからの復旧イメージを共通に描くことが可能になります。

ツールの機能
・BCPで分析した経営資源を登録します。
・登録した経営資源間の相互依存関係を登録します。
・被災シナリオ（特定の経営資源が特定の時間機能停止する状態）を登録します。
・被災シナリオごとに、依存関係にある経営資源の稼動停止時間を自動計算します。
・被災シナリオごとに、各経営資源の稼動停止時間をグラフ表示します。

稼動環境
・WindowsXP以上
・.NET Framework 2.0