アイ・エス・ビー、ベネッセの進研ゼミ『中一講座』向けAndroid端末チャレンジ タブレットのソフトウェア開発・検証に技術協力。日本とベトナムで共同開発を実施。

株式会社アイ・エス・ビーは、株式会社ベネッセコーポレーションが10月22日に発表した、通信講座進研ゼミ『中一講座』に2013 年4 月号副教材として導入されるオリジナルの学習用タブレットPC <チャレンジ タブレット> のソフトウェア開発および検証作業に技術協力したことを発表いたします。

●チャレンジ タブレットについて
<チャレンジ タブレット>は、中学生が進研ゼミ『中一講座』での学習に活用していただく目的で開発した、ベネッセオリジナルのタブレットPC です。紙のテキストと共に手元に置いて学習に活用することを想定して、画面の大きさ設定や脱着可能なスタンド採用など独自のデザインを行っています。また、「フィルタリング」「ウィルスチェック」「使用時間制限」など中学生が利用するにあたっての「安心」「安全」を配慮した機能をあらかじめインストール済みで、使い初めから安心してご利用いただけるように配慮しています。

<チャレンジ タブレット>の詳細はベネッセのホームページをご参照ください。
http://chu.benesse.co.jp/tablet/

●アイ・エス・ビーの技術協力について
<チャレンジ タブレット>はプラットフォームとしてAndroid(TM)を採用しています。今回、アイ・エス・ビーはこれまでに蓄積してきたAndroid(TM)に関する多くの開発実績で培ったノウハウと技術をもとに、Android(TM)をベースとした上で<チャレンジ タブレット>のコンセプトの一つである「安心」「安全」を実現するためのシステム設計および機能実装に関し技術協力を行いました。

具体的には開発のスタート当初からプロジェクトに参入し、「子モード」「親モード」の切り替え、パスワードによる利用機能制限、有害サイトのフィルタリング、ウィルスチェック、使用時間制限、簡易Wi-Fi接続設定といった「安心」「安全」に関する機能を実装するにあたってのシステムアーキテクチャの検討やミドルウェアの選定などを行うとともに、適切なハードウェア要件の検討やAndroid(TM)をベースとして開発を進めるための留意事項の提言といったコンサルティング作業を実施いたしました。

また、開発フェーズにおいてはアイ・エス・ビーの海外開発拠点である子会社のISBベトナムと共同で設計、開発作業を進めることにより、海外の開発リソースを有効に活用し、低コストかつスピード開発を進めるための最適な開発体制をベネッセへ提供いたしました。

ベネッセコーポレーション、中学生事業部 部長、小野 祐輝氏のコメント:
<チャレンジ タブレット>の開発にあたっては、中学生の学習専用タブレットPCとして、安全・安心にこだわり、不安なく家庭学習に活用してもらえることを最優先に考えてまいりました。アイ・エス・ビー社の技術協力によって、中学生、そして保護者の方も安心して使える安全・安心機能の装備が可能となり、最適な学習環境の提供が実現できたことをうれしく思います。

アイ・エス・ビー社、取締役第一事業本部長、平間 正則氏のコメント:
アイ・エス・ビーは2007年のAndroid(TM)の発表以来、数多くのAndroid(TM)をベースとしたしたデバイス開発やアプリケーション開発を数多く手掛けてまいりました。アイ・エス・ビーはAndroid(TM)はを当社が長年培ってきたモバイル、通信制御、組み込みソフトウェアといった技術と経験を活用しお客様へ提案していくための重要なプラットフォームと位置付けています。今回、ベネッセ社の<チャンレンジ タブレット>の開発に技術協力し、教育という新しい分野におけるAndroid(TM)の活用に貢献できたことを非常にうれしく思います。

ISBベトナム社、取締役副社長、岩井一裕氏のコメント:
ISBベトナムは2003年に創業して以来、日本市場向けのモバイル関連ソフトウェアのオフショア開発を中心に実績を積んでまいりました。Android(TM)に関しては2008年にベトナム企業の中でもいちはやく研究開発を開始し、現在ではスマートフォン向けのアプリケーション開発を中心に当社の中核事業となっており今後も拡大していく方針です。今回、ベネッセ社の<チャンレンジ タブレット>の開発に当社のAndroid(TM)に関する経験をもとに、アイ・エス・ビー社との共同開発体制を提供できたことを非常にうれしく思います。また、これをきっかけとして教育分野でのシステム開発においても日本とベトナムの架け橋となるようなビジネスを展開していきたいと思っております。

●株式会社ベネッセコーポレーションについて
 1955年創業。『Benesse=よく生きる』という企業理念のもと、ベネッセグループとして「国内教育」「国外教育」「生活」「シニア・介護」「グローバル人材教育」の領域で事業を展開。2009年に持株会社体制へと移行した後は、株式会社ベネッセホールディングスの子会社として、教育と生活の領域において、通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」や雑誌「たまごクラブ」「いぬのきもち」などの事業を展開しています。

●株式会社アイ・エス・ビーについて

株式会社アイ・エス・ビーは1970年6月に、汎用系・業務系システム開発及びシステム運用を中心とした情報サービス企業として創立し、移動体通信分野の発展性に早くから着眼、事業の柱とすると共に、長年の知識と経験を駆使し、現在のモバイルコンピューティングの発展に貢献しています。モバイル分野の全領域にわたるエンジニアリングサービスとソリューションを提供すると共に、流通・製造、金融、医療・介護、官公庁・自治体、放送、アウトソーシング等、各分野で培ったコア技術とサービス・ノウハウを融合した統合ソリューションの提供により、お客様の真のITニーズに応えることができるITソリューションパートナーを目指しています。特に携帯端末分野においては、日本国内市場における数多くのメーカーの携帯電話ソフトウェア開発に協力し、多くの技術者と開発ノウハウを有しています。Androidについても、携帯電話・スマートフォン向けの新たなプラットフォームとして発表後いち早く研究開発に着手し、これまでに各種ハードウェアへのOS移植や周辺デバイスの実装、ミドルウェアのポーティングを中心に実績を上げてまいりました。

● ISB Vietnam Company Limited (ISBベトナム)について

株式会社アイ・エス・ビーは2003年 12月に マーケット拡大と収益の増強を図るため、ベトナム国ホーチミ市に. 100%出資の子会社ISB Vietnam Company Limited を設立いたしました。設立以来、主に日本向けオフショア開発を中心に実績を積み重ねてまいりました。ISBベトナムについての詳細は、Webサイトhttp://www.isb.co.jp/vietnam/outsourcing/vietnam_top.htmlを参照して下さい。

◆ ソフトウェア開発海外アウトソーシングの提供
◆ ホーチミン、ハノイにソフトウェア開発拠点
◆ モバイル・組込み分野と業務システム系の開発を中心に8年以上の実績
◆ 約160名のベトナム現地開発体制
◆ CMMI レベル3とISMSを取得

※Androidは、Google Inc.の商標です。
※その他の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
※記載された内容は2012年11月現在のものです。

企業情報

企業名 ISB Vietnam Co., Ltd
代表者名 伊藤修
業種 携帯、モバイル関連

コラム

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