SafeNet、StorageSecureを発表、ストレージのセキュリティ市場に参入

2012年10月30日
日本セーフネット株式会社
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　　　　　　　　　SafeNet、StorageSecureを発表　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ストレージのセキュリティ市場に参入　　　　　　　　

　　　　業界唯一の高度なNAS（ネットワーク接続ストレージ）　　　　
　　　　　　　　　セキュリティ暗号化アプライアンス　　　　　　　　　
　　ストレージおよびデータ管理の分野をリードするNetAppと共同開発　　

　　　　NetApp Innovation 2012 TokyoにStorageSecureを出展

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　日本セーフネット株式会社（本社：東京、代表取締役社長：酒匂　潔、
以下セーフネット）は、データセキュリティソリューションの幅広い
製品群をストレージのセキュリティ分野に拡大するソリューションとして、
「StorageSecure」の販売開始を発表しました。StorageSecureは、きめ細かい
レベルでのデータ暗号化を数Gbpsのネットワーク速度で実行できる業界初の
NAS（ネットワーク接続ストレージ）セキュリティソリューションです。
コンプライアンスの実現、ガバナンスの改善、保存されているミッション
クリティカルなデータのセキュリティ保護などのメリットを提供します。

　米調査会社Gartnerのアナリスト、Sid Deshpandeは次のように述べて
います。「大規模なデジタルコンテンツと非構造化データの急増に対応する
方法として、拡張性のあるNASソリューションを導入する企業が増えています。
このようなソリューションでは、重要な情報を含む企業データがNASなどの
大規模な中央リポジトリに統合されますが、これが新たなコンプライアンスの
問題やセキュリティリスクの原因になっています。マルチテナントのNAS環境
では多数のユーザとストレージ管理者がデータにアクセスする事から、同じ
ストレージ環境内のデータにアクセスできる権限を持つユーザが多数存在する
ことになります。重要なデータへの不正アクセスと利用を防止し、監査を
効果的に実施するためには、これまでとは異なる新しい方法でデータを
保護する必要があります」。

　StorageSecureは、NASソリューションの分野をリードするNetAppとの
パートナーシップを通じて開発されたソリューションで、このようなニーズ
への対応を目的に設計されました。きめ細かいレベルでの暗号化により、
NAS内のデータ使用のコンパートメント化、日常業務でストレージ管理者が
重要データにアクセスする際のリスク軽減、必要に応じた効率的なデータ削除、
StorageSecureによる保護対象データへのアクセスイベントをすべて網羅する
信頼性の高い監査証跡を可能にします。
なお、セーフネットは、12月6日（木）に開催される
「NetApp Innovation 2012 Tokyo」にアセンテック株式会社と共同出展し、
StorageSecure をブース内で紹介します。展示会の詳細は、イベントWebサイト
を参照ください。< http://www.seminar.jp/NetApp2012/ >

■StorageSecureの特長：
　ポリシーベースのデータセキュリティ：CIFS（Common Internet File System）と
NFS（Network File Service）で転送されたデータをフォルダというきめ細かい
単位で暗号化し、共有NAS環境でデータ分離を実現することにより、他の
ユーザや管理者による不正アクセスを効果的に防止します。このような悪意を
持った管理者に対抗するデータ保護レイヤを備えたソリューションは、
StorageSecureが業界で唯一の製品です。

データガバナンスの改善：FIPS 140-2レベル3認定の優れた堅牢性と信頼性を
誇るStorageSecureは、改ざん防止機能を備えたネットワークアプライアンス
です。高保証の監査とセキュリティ管理機能により、暗号鍵を一元的に保管
および管理することで、完全なセキュリティを実現します。これにより、
NASに格納されている重要なデータへのアクセスイベントの完全な監査証跡が
可能になります。

投資の保護：StorageSecureは、既存のITアーキテクチャとの統合が可能です。
既存のActive Directory、LDAP（Lightweight Directory Access Protocol）、
NIS（Network Information Service）などのセキュリティポリシーと
クライアント認証を使用でき、NASとファイルサーバをサポートするCIFSと
NFS通信に対応します。

クロスプラットフォームの鍵管理：StorageSecureは、SafeNetのデータ保護
ポートフォリオの1つであるKeySecure(TM)との統合が可能です。
KeySecure < http://www.safenet-inc.jp/keysecure/ >はSafeNetが提供する
エンタープライズ暗号鍵管理ソリューションで、組織内にあるさまざまな暗号化
プラットフォームで使用する暗号鍵を中央で一貫した方法で管理すると同時に、
暗号鍵とポリシーをシームレスに管理します。KMIPプロトコル（業界標準の
鍵管理プロトコル）をベースにするKeySecureは、StorageSecureを始めと
するストレージ暗号化ソリューションに鍵管理機能を提供します。サポート
対象ソリューションは業界で最も幅広く、新しいSANおよびNAS環境
（NetApp NSEなど）で使用されているBES（Brocade暗号化スイッチ）の
自己暗号化ドライブ、自己暗号化バックアップテープドライブの暗号鍵の
管理など、SAN向けの暗号化機能を備えたソリューションも含まれます。

■セーフネット経営陣のコメント
　SafeNetのデータ保護事業部門担当バイスプレジデント兼事業部長、
Sangeeta Anandは次のように述べています。「データボリュームが急増し、
データ漏洩が頻繁に発生している現在、組織の内外に存在する脅威から
デジタル資産を保護するには、新しい発想が必要です。StorageSecureは、
インテリジェントなストレージ暗号化と高保証の鍵管理機能を既存の
ストレージソリューションで実現します。プロアクティブな対策を講じる
ことで、構造化データと非構造化データの両方のセキュリティを確保し、
社内に潜む脅威を回避しながら業界の各種法規制へのコンプライアンスも
確保します」。

■NetApp経営陣のコメント
　NetAppのデータライフサイクルエコシステムグループ担当バイスプレジデント、
Tim Russellは次のように述べています。「現在、NASやSAN環境にある
データのセキュリティを管理できるスケーラブルなソリューションへの
ニーズが高まっています。SafeNetとNetAppが共同開発したStorageSecureは、
業界で最も先進的でトップレベルのセキュリティを実現できるエンター
プライズストレージセキュリティソリューションです。特にSafeNetの
KeySecureを組み合わせることにより、コンプライアンスと包括的な
データセキュリティに必要となる高レベルの管理機能と可視化機能が
提供されます」。
　
　StorageSecureは、1Gbpsと10Gbpsネットワークインフラストラクチャ
向けの2モデルで提供されます。

その他のリソース：
・StorageSecure 製品概要：
　< http://www.safenet-inc.jp/Products/Data_Protection/Storage_Protection/StorageSecure__Storage_Encryption_and_Security/ >
・KeySecure 製品概要：
　< http://www.safenet-inc.jp/keysecure/ >
・NAS環境下での暗号化について：成功への要件とキーポイント（英語）
　< http://www.safenet-inc.com/data-protection/storage-security/storage-secure/ >
・ストレージでの電子カルテ保護について：最近の脅威、セーフネットのソリューションがどう役立つのか（英語）
　< http://www.safenet-inc.com/data-protection/storage-security/storage-secure/ >

【 日本セーフネットについて 】
　日本セーフネット株式会社（< http://jp.safenet-inc.com > 代表取締役
社長：酒匂 潔、本社：東京都港区）は、米国SafeNet, Inc.の日本法人で、
2001年の設立以来、ネットワークやアプリケーションのセキュリティ製品の
日本国内での販売、マーケティング、サポートを提供しています。