パルシステム生活協同組合連合会、『家族の食卓に関する調査』を発表

 パルシステム生活協同組合連合会は、「家族の食卓に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2012年8月27日~9月2日の7日間において実施し、1,000名(調査対象者: 20歳~59歳の主婦)の有効サンプルを集計いたしました。

 パルシステム生活協同組合連合会( http://www.pal.or.jp )(本社:東京都新宿区、理事長:山本 伸司)は、「家族の食卓に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2012年8月27日~9月2日の7日間において実施し、1,000名(調査対象者: 20歳~59歳の主婦)の有効サンプルを集計いたしました。


◆家族で「毎日必ず」食卓を囲む 朝食では26.4%
◆夕食時、塾や稽古で子どもが食卓に不在 小学校高学年の子どもがいる家庭で半数近く

 20歳~59歳の主婦(1,000名)に対し、家族で食卓を囲む頻度について質問したところ、朝に家族で食卓を囲む頻度については、「毎日必ず」は26.4%となり、4人に1人が毎日家族で朝食を食べていることがわかりました。また、「週1~2日程度」(30.1%)、「それ以下の頻度」(27.4%)との回答も多く、約6割が朝の食卓を家族で囲むのは「週2日以下」であることがわかりました。そして、夜に家族で食卓を囲む頻度については、「毎日必ず」が41.2%と最も高く、「週5~6日程度」が18.5%、「週3~4日程度」が17.6%と続きました。
 続いて、夜に家族で食卓を囲めない日があると回答した人(588名)に対し、理由を複数回答形式で質問したところ、「夫の仕事の都合」(78.6%)、「夫の夜の付き合い」(21.1%)と続き、夫の不在に関連する理由が多く挙がりました。また、「子どもの習い事(学習・進学塾、おけいこ事)」については、小学校高学年以上の子どもがいる家庭で高く、小学校高学年で43.5%と半数近く、中学生で62.5%、高校生34.5%となりました。


◆食事の前後にお手伝い 小学生の子どもがいる家庭で8割半
◆食事中は携帯電話を使わない 中学生以上の子どもがいる家庭で8割半

 子どもがいる回答者(615名)に対し、食卓における子どもの教育やしつけの状況について質問したところ、【食事の前後に、準備・後片付けのお手伝いをする】では、『あてはまる(計)』(「かなりあてはまる」と「ややあてはまる」の計、以下同様)と回答した割合は、小学生の子どもがいる家庭では84.1%となり、6歳以下(未就学)の子どもがいる家庭(67.2%)より16.9ポイント高い結果となりました。このことから、子どもが小学生になると、食事の準備や後片付けのお手伝いに関するしつけを、家庭で行う人が増えることがわかりました。
 また、中学生以上の子どもがいる家庭では、【食事中は、携帯電話を使用しない】で『あてはまる(計)』が85.9%となり、8割半の家庭で食事中には携帯電話を使わないようにしつけていることが明らかになりました。


◆一番幸せを感じる主食は「ごはん」88%、「パン」は僅か3%
◆幸せを感じる「めしとも」 1位「納豆」、「めしとも文化」に地域差
◆よく作る常備菜 和の伝統惣菜が人気

 全回答者(1,000名)に対し、家族の食卓に上がるものとして、あなたが最も幸せを感じる主食の種類を質問したところ、「ごはん(お米)類」が最多で88.1%となり、「麺類」(7.2%)や「パン類」(3.3%)などを大きく上回りました。主婦の大半が「一番幸せを感じる主食は、ごはん」と感じているとの結果になりました。

 続いて、ごはんの上にのせると、幸せを感じる「めしとも」について複数回答形式で質問したところ、1位が「納豆」(53.7%)、2位が「味付けのり」(49.2%)、3位「辛子明太子」(47.4%)となり、日本の伝統的な「めしとも」が上位に並びました。
 「納豆」は全ての年代で1位(20代54.4%、30代52.0%、40代53.2%、50代55.2%)となりましたが、地域別では大きな差が見られ、北海道・東北地方(67.7%)と近畿地方(36.1%)では30ポイント以上も差が出る結果となりました。また、「辛子明太子」も近畿地方(57.0%)と北海道・東北地方(34.7%)で傾向に差が見られ、地域に根付いた食文化の影響が窺える結果となりました。

 また、家族の食卓に「あと一品欲しい」という時にあると便利な常備菜。全回答者(1,000名)に対し、よく作る常備菜を自由回答形式で質問したところ、「漬物」(77件)が最も多く挙がり、次いで「ひじき」(63件)、「きんぴら」(58件)が続きました。 他には、「煮物」「切干大根」との回答も多く見られ、野菜や海草を使った、健康的な和の伝統惣菜で、比較的保存期間の長いものが常備菜として作られているようです。他にも、「カレー」や「ハンバーグ」をたくさん作って冷凍保存するという、冷凍庫を活用した常備菜をよく作っているとの回答も見受けられました。


◆よく作る鍋料理 全国1位は「おでん」、近畿地方では「水炊き鍋」
◆家族の記念日に作りたいお祝い鍋 「すき焼き」がトップ
◆この冬に作りたい健康鍋 「すき焼き」「ちゃんこ鍋」「水炊き鍋」が人気

 これからの季節、秋から冬にかけて楽しみな鍋料理。どのようなメニューの人気が高いのでしょうか。
 全回答者(1,000名)に対し、よく作る鍋料理について、複数回答形式で質問したところ、1位が「おでん」(55.0%)となり、2位が「すき焼き」(44.6%)、3位が「水炊き鍋」(42.1%)と続き、以下3割台の回答で「寄せ鍋」(39.5%)、「キムチ鍋」(34.4%)、「しゃぶしゃぶ」(31.2%)と続きました。
 地域別でみても、近畿地方で「水炊き」(62.0%)が1位となった以外は、全地域で「おでん」が1位(北海道・東北地方50.8%、関東地方53.8%、中部地方61.0%、中国・四国・九州・沖縄地方51.6%)となり、「おでん」人気の高さを裏付ける結果となっています。
 次いで、家族の記念日に作ってみたい鍋料理について、複数回答形式で質問したころ、1位「すき焼き」(73.0%)、2位「しゃぶしゃぶ」(56.2%)、3位「カニ鍋」(27.6%)が続き、肉や魚介を使った豪華な鍋料理が、お祝い鍋としての支持を得ました。
 そして、今年の冬、家族の健康のために作ってみたい鍋料理について、複数回答形式で質問したところ、1位「すき焼き」(37.8%)、2位「ちゃんこ鍋」(36.0%)、3位「水炊き鍋」(35.6%)と続き、健康を意識した鍋料理としても、「すき焼き」の人気が高いことがわかりました。


◆放射性物質による汚染に対する不安感 「牛肉」で大幅に減少、「葉物野菜」と「お米」でやや上昇

 全回答者(1,000名)に対し、放射性物質による汚染を気にしている食材を複数回答形式で質問したところ、「野菜(葉物)」が57.0%と最も高く、次いで「魚類」が45.5%、「お米」が44.1%、「野菜(根菜類)」が40.9%と続きました。また、「特に気にしているものはない」との回答は28.8%となり、主婦の7割強が放射性物質による汚染を気にしていることがわかりました。2011年10月にリリースした同調査結果と比較すると、多くの食材で汚染を気にしているとの回答が減少しましたが、一部の食材では、若干の上昇傾向が見られ、「野菜(葉物)」が57.0%(前回結果51.6%)、「お米」が44.1%(前回結果41.8%)、「野菜(根菜類)」が40.9%(前回結果38.4%)、「貝類」が39.9%(前回結果37.6%)となりました。一方、「牛肉」については、汚染を気にしている(26.8%)との回答が、前回結果(44.8%)と比較して20ポイント近くも減少しました。



■■調査概要■■
◆調査タイトル:家族の食卓に関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20歳~59歳の主婦
◆調査期間:2012年8月27日~2012年9月2日の7日間
◆調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
(20代:250サンプル/30代:250サンプル/40代:250サンプル/50代:250サンプル)

◆実施機関:ネットエイジア株式会社


■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「パルシステム生活協同組合連合会調べ」と付記のうえ
ご使用くださいますよう、お願い申し上げます。


■■パルシステム生活協同組合連合会 概要■■
組織名 :パルシステム生活協同組合連合会
代表者名 :理事長 山本 伸司
設立 :1990年2月
所在地 :東京都新宿区大久保2丁目2-6ラクアス東新宿
業務内容 :会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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