マルハニチロホールディングス、『非常食と缶詰に関する調査』を発表

 株式会社マルハニチロホールディングスは、9月1日の『防災の日』を前に、非常食の備蓄状況や防災に関する意識を探るため20~59歳の男女に対し「非常食と缶詰に関する調査」を2012年8月6日~8月8日の3日間でインターネットリサーチ(モバイルリサーチ)により実施し1,000名の有効回答を集計しました。

 株式会社マルハニチロホールディングス( http://www.maruha-nichiro.co.jp/ )(所在地:東京都江東区豊洲3-2-20 代表取締役社長 久代 敏男)は、9月1日の『防災の日』を前に、非常食の備蓄状況や防災に関する意識を探るため、20~59歳の男女に対し「非常食と缶詰に関する調査」を2012年8月6日~8月8日の3日間でインターネットリサーチ(モバイルリサーチ)により実施し、1,000名の有効回答を集計しました。


◆非常食を「3日分以上備蓄」は2割弱
◆備蓄している非常食「缶詰」が8割強でトップ
◆備蓄している非常食の賞味期限を「定期的に確認」2割弱
◆お菓子の非常食の発売についての認知は半数強

 はじめに、全回答者(1,000名)に、家庭で非常食を備蓄しているか聞いたところ、『備蓄している』のは50.9%(3日分以上の備蓄をしている17.7%、3日分未満の備蓄をしている33.2%)と2人に1人の割合で、3日分以上の備蓄は2割弱という結果となりました。備蓄している人(509名)のうち、東日本大震災の後に家庭で非常食を備蓄するようになったのは3割弱(28.9%)でした。そして、『備蓄している』割合を同居人有無別にみると、『備蓄している』のは、同居人がいる825名では52.5%であるのに対し、一人暮らしの175名では43.5%と10ポイント近く低くなりました。

 次に、家庭で非常食を備蓄している509名に、どのような非常食を家庭で備蓄しているか聞いたところ、「缶詰」82.3%が最も多く、「飲料水」77.6%、「カップ麺・カップスープ」72.5%、「レトルト食品(シチューやカレーなど)」63.9%、「お菓子(チョコレートやビスケットなど)」52.8%が上位となりました。

 続いて、家庭で備蓄している非常食の賞味期限を確認しているか聞いたところ、『確認している』のは90.2%と9割となりましたが、「定期的に確認している」は17.3%にとどまりました。非常食として販売されているものの中には、5年や10年といった賞味期限の長いものもあるようですが、定期的に賞味期限の確認を行なうために、防災の日に非常食の賞味期限を確認するなどのルールを家庭で作ってみるのもいいかもしれません。

 また、家庭で備蓄している非常食の5位に「お菓子」が登場しましたが、いくつかのお菓子メーカーがお菓子の非常食(人気シリーズの長期保存タイプなど)を発売しており、そのことを知っていたか聞いたところ、『認知率』は52.8%と半数強となりました。


◆3人に1人が勤務先の非常食備蓄状況を把握していない

 家庭での非常食の備蓄についてみてきましたが、有職者(アルバイト・パートを含む)には、勤務先での非常食についても聞きました。
 有職者(794名)に、勤務先では非常食を備蓄しているか聞いたところ、『備蓄している』のは31.4%(3日分以上の備蓄をしている19.6%、3日分未満の備蓄をしている11.8%)で、「備蓄をしていない」は35.5%となりました。また、「わからない」が33.0%となっており、3人に1人は勤務先の備蓄状況を把握していないという結果となりました。


◆“非常食を備蓄しなければいけないとは思う”備蓄していない人の7割半
 “いざという時に多分困ると思う”は8割強

 家庭で非常食を備蓄していない395名に、非常食に関する意識について聞いたところ、《非常食を備蓄しなければいけないとは思う》では『あてはまる』割合は76.9%、《どのようなものを非常食として備蓄すればいいかわからない》では41.8%と、備蓄をしていない回答者の7割半ばが非常食備蓄の必要性を感じているようですが、4割強は何を非常食にすればよいかわからないとしました。
 次に、いざという時にどうなると思うかについてみると、《いざという時に、多分困ると思う》では82.3%と8割強が同意を示し、《いざという時には、避難所にいけば非常食があると思う》では32.9%、《いざという時には、ご近所さんに助けてもらおうと思う》では11.9%が同意を示しました。非常食を備蓄しなければいけない、いざという時には多分困ると思いつつも非常食が備蓄できていない人が多い様子が窺えました。


◆非常食があると良いと思う場所「駅」43.5%、「コンビニ」27.5%

 全回答者(1,000名)に、自宅や勤務先・学校以外で、どのような場所に避難者用の非常食が備蓄してあると良いと思うか聞いたところ、「市町村の役所」53.0%が最も高く、「駅」43.5%、「公民館」39.4%、「病院」38.4%、「コンビニエンスストア」27.5%が上位となりました。


◆家族や大切な人と防災をテーマに話をしている 4割強
◆居住地域のハザードマップを確認 3人に1人
◆非常用持ち出し袋を用意 3人に1人
◆「防災の日」には、防災訓練に参加したいと思う 4人に1人

 全回答者(1,000名)に、非常食以外の防災に関する備えや意識ついて聞いたところ、『あてはまる』割合は、《家族や大切な人と「防災」をテーマに話をしている》では41.0%と4割強となりました。《日頃から地震対策を心掛けている》34.7%、《居住地域のハザードマップを確認している》35.5%、《非常時に備え、非常用持ち出し袋を用意している》33.1%では、それぞれ3人に1人の割合となりました。
 そして、《「防災の日」(9月1日)には、防災訓練に参加したいと思う》では、24.8%と4人に1人の割合となりました。
 また、《勤務先から自宅まで安全そうな道路を選んで歩いたことがある》について、有職者794名の回答をみると経験があるのは26.6%という結果となりました。


◆缶詰を「週に1日以上」利用 23.3%

 家庭で備蓄している非常食のトップは「缶詰」でした。また、最近では、非常食・保存食としてだけではなく、缶詰を使ったおつまみや料理を紹介するメニュー・レシピ本も多く出版されるなど、おつまみやおかずとしての利用にも注目が集まっています。
 そこで、全回答者(1,000名)に、缶詰食品の利用について聞きました。

 まず、日頃、どれくらいの頻度で缶詰食品を利用しているか(食べているか)聞いたところ、「週に1日以上」23.3%、「月に2~3日程度」23.8%、「月に1日程度」17.8%、「それ以下の頻度」28.8%という結果となりました。また、「缶詰食品は食べない」は6.3%でした。


◆缶詰購入場所 男性の2割「コンビニ」
◆缶詰を“おつまみに”女性の6割半ばが経験
◆缶詰を“お皿に移さず缶のまま”男性8割、女性2人に1人が経験有り

 缶詰食品を食べないと回答した63名を除く937名に、どこで缶詰を買っているか(または、どのようにもらっているか)聞いたところ、「スーパー(店頭で)」90.6%が最も多くなりました。男女別にみて特徴がみられたのは、「コンビニエンスストア」と「生協」で、「コンビニエンスストア」(男性20.9%、女性5.3%)での購入率は男性の方が高く、「生協」(男性7.3%、女性17.6%)での購入率は女性の方が高くなりました。

 同じく937名に、缶詰食品の利用方法について、料理の素材・材料、おかず、おつまみとして利用したことがあるか聞いたところ、「よくある」と「時々ある」を合わせた割合は、《料理の素材、材料として利用する》では65.1%、《缶詰を“おかず”として食べる》では54.0%、《缶詰を“おつまみ”として食べる》では32.4%となりました。
 ここ数年、「家のみ」(家で仲間や家族とお酒を飲むこと)がブームとなっており、おつまみとして缶詰が登場する機会も増えていると言われていますが、男女別におつまみとして利用したことがある割合(よく+時々+まれに)をみると、男性では80.4%と8割となり、女性でも64.8%と6割半ばとなりました。

 また、食べ方についても「よくある」と「時々ある」を合わせた割合をみると、《缶詰食品をアレンジして食べる》では50.2%、《缶詰食品に手を加えず、そのままの味で食べる》では63.1%となりました。
 さらに、《自宅で缶詰食品を、お皿に移さず、缶のまま食べる》ことがあるか聞いたところ、「よくある」と「時々ある」を合わせた割合は、35.0%と3人に1人の割合となり、それに「まれにある」まで含めた割合(経験がある人の割合)は、63.7%となりました。男女別にみると、お皿に移さず缶のまま食べた経験がある人の割合は、男性では80.2%と8割となり、女性では47.4%と2人に1人という結果となりました。


■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「マルハニチロホールディングス調べ」と付記のうえ、ご使用くださいますようお願い申し上げます。


■■会社概要■■
代表者名:代表取締役社長 久代 敏男
設立 :2004年4月
(2007年10月に、株式会社マルハグループ本社から株式会社マルハニチロホールディングスに社名変更)
所在地 :東京都江東区豊洲3-2-20豊洲フロントビル
業務内容:水産事業、食品事業、畜産事業、保管・物流事業

会社および商品の詳細は
http://www.maruha-nichiro.co.jp/
をご覧ください。

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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