主婦たちの実情−不景気にも負けない！？資格をとって就職活動にはげむ主婦が急増。3年間で2.25倍に増加。【BrushUP学び】調べ

学び総合サイトを運営する株式会社パセリ(本社：東京都千代田区　代表取締役：鈴木稔)では2011年1月の資格動向調査（各年代、性別、職業別）を実施。その結果から、リーマンショック前（2008年1月）に比べて資格取得の勉強をする有職者は減少している一方で、OLや主婦は増加。中でも35歳以上の主婦は2倍近く増えていることがわかった。

【不景気による転職市場の縮小：「資格取得で転職」よりも「現職維持」が増加か】
2011年1月の資料請求者の属性を調査したところ、仕事をする人の割合が2008年に比べ46％から35％に減少していることが分かった。不景気の影響で転職マーケットが冷え込み、転職に二の足を踏んでいることが影響しているようだ。

【不景気に見せた主婦の底力。資格・スキルを身に付けて積極的に就職活動】
学び市場での女性の比率は相変わらず高く、女性比率が2008年比10％増加の85％に達した。特に年代別・職業別に比較すると、35歳以上44歳未満の無職女子は2008年度比2.25倍に増加している。共働き世帯の増加に伴い、中高年層の主婦を始めとするこの年代が積極的に資格を取得し、就職活動を行っていることが分かる。

【主婦ニーズが二極化…就労の期待値の高い資格と美容・癒し】
主婦に人気の高い資格をカテゴリー別に調査すると、最も人気のあるカテゴリーは『医療・介護』、続いてネイルが人気の『ビューティ』、3位がリンパドレナージュやカウンセラーが人気の『健康・癒し』である。
美容ジャンルや健康・癒しジャンルは、仕事にするというよりは、生活を豊かにするための資格・スキルであり、医療・介護ジャンルは求人数も多く、直ぐに仕事に就く為の資格としてニーズが高まっている。

【医療・介護系資格の人気が分散化。】
更に、医療・介護系の中でも、高齢化社会の影響で求人数の多いホームヘルパーに人気が集中している。昨年までは圧倒的な人気を誇っていた医療事務の人気は2010年には足踏みを始め、代わりに、ホームヘルパーや社会福祉士、保育士や登録販売者など即就労できるイメージの強い資格に人気が分散している傾向がある。いずれも介護職種の多様化や保育士不足、医薬分業の浸透により同分野の求人ニーズが多様化していることが影響していると考えられる。

以上のように、主婦の学びニーズは就労の期待値の高い資格に移行しており、よりシビアに“学び”と向き合っていることが分かる結果となった。



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■会社概要
社名　：株式会社パセリ
設立　：1998年2月
代表取締役　：鈴木 稔 (minoru Suzuki)
東京本社　：〒102-0083東京都千代田区麹町4-1-5　麹町志村ビル9F
電話　：03-3230-8471
FAX　：03-3230-8470
URL　：http://paseli.co.jp/index.html

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