『キャンピングカー白書2010』が明らかにしたキャンピングカー保有台数の着実な増加  07年度から09年度で15%の伸び率

キャンピングカーの販売台数は、前年度よりも多少落ち込んだが、総保有台数は着実な伸びを見せ、09年度は前回調査時より15%増の6万8,000台を記録した。また、ユーザー年齢層では「60歳代」がトップを占め、欧米で進行しているユーザーの高齢化の兆しが日本でも見えてくるようになった。

報道関係者 各位
プレスリリース

平成22年8月24日
一般社団法人 日本RV協会

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『キャンピングカー白書2010』発行のお知らせ
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当協会は平成22年8月24日に、現在のキャンピングカー市場の動向を一冊にまとめた『キャンピングカー白書2010』を発行いたしました。

【キャンピングカーの総保有台数は着実に増加】

 『キャンピングカー白書2010』によると、キャンピングカーの販売台数は前年度よりも多少落ち込み、国産車の新車では前年比11.6%減の3,785台。輸入車の新車は前年比24.1%減の217台でしたが、キャンピングカーの普及度を物語るキャンピングカーの総保有台数は着実な伸びを見せ、09年度は、07年度調査時の5万9,000台を上回る6万8,000台を記録したことが分かりました。
 この間のキャンピングカー以外の乗用車の保有台数の増加率が0.6%であるのに比べ、キャンピングカーの増加率は15%を示し、乗用車需要が冷え込んだといわれた過去3年間においても確実に増えてきたことが実証されました。


【ユーザーに高齢化の兆し】

 ユーザーの年齢構成では、これまでの調査でトップを占めていた40歳代に代わり、今回はじめて60歳代がトップを占めました。前回調査では、「40歳代」(33.0%)、「50歳代」(29.1%)、「60歳代」(21.8%)という順でしたが、今回の調査では、「60歳代」(30.3%)、「40歳代」(29.2%)、「50歳代」(27.4%)という順になり、日本にも欧米で進行しているユーザーの高齢化の兆しが見えてくるようになりました。


【夫婦の2人旅とペット連れ旅行の比率高まる】

 キャンピングカー旅行の家族構成を調べたところ、今回調査では「夫婦2人」という回答が52.9%に達し、ついに半数を超えました。それと同時に「ペット連れで旅行する」比率も、前回よりも1.6ポイント上回り、子育てが終わった熟年夫婦が、子どもの代わりにペットを連れてキャンピングカー旅行を楽しむという「旅のスタイル」が確立されつつあることが分かりました。

※ 詳細については添付資料のサマリーをご覧下さい。

【キャンピングカー白書 概要】
発行元:一般社団法人 日本RV協会
発行日:平成22年8月24日
販売価格:5,250円(税込み)
申込先:日本RV協会 東京都町田市森野1−10−10 ペアシティエンドウビル2-A
TEL:042−720−7911 FAX:042-720-7251
内容:事業者へのアンケート調査によるキャンピングカー市場の動向、業界の売上げ実績、ユーザーアンケートによる特性分析など


【一般社団法人 日本RV協会】
人と車と自然が一体となった豊かで潤いのある「くるま旅」を提唱し、キャンピングカーライフを日本に根付いた文化として育成・発展させるためにさまざまな活動を行っています。

【本件に関するお問合せは】
一般社団法人 日本RV協会 事務局 矢久保(やくぼ)
TEL:042-720-7911 FAX:042-720-7251
URL:http://www.jrva.com/

企業情報

企業名 一般社団法人 日本RV協会
代表者名 福島雅邦
業種 その他サービス

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