学術論文誌を電子出版。オープンソースCMS「Open Journal Systems」を利用。それからデザイン、筑波大学との産学協同プロジェクト

国立大学法人筑波大学大学院人文社会科学研究科と、株式会社それからデザインは、学術雑誌をオンラインで管理・出版するためのオープンソースCMS「オープン・ジャーナル・システム(OJS)」を利用した電子ジャーナル「Inter Faculty(ISSN:1884-8575)」を出版。産学協同でOJSを本格利用した例としては国内初。

国立大学法人筑波大学 大学院人文社会科学研究科(茨城県つくば市、学長:山田 信博、研究科長:坪井 美樹)と、WEBサービス企画、制作、コンサルティングの株式会社それからデザイン(本社:東京都世田谷区、代表取締役:佐野 彰彦)は、学術雑誌をオンラインで管理・出版するためのオープンソースCMS「オープン・ジャーナル・システム(Open Journal Systems)」を利用して、オンラインジャーナル「インターファカルティ(Inter Faculty、ISSN:1884-8575)」(http://journal.hass.tsukuba.ac.jp/interfaculty/)を制作し、このたび、第1号をリリースいたしました。

産学協同でOJSを本格的に利用した制作を行い、電子出版を実現した例としては、国内初となります。

【Inter Faculty】
URL:http://journal.hass.tsukuba.ac.jp/interfaculty/
ISSNコード:1884-8575

【オンラインジャーナル「Inter Faculty」概要】
筑波大学人文社会科学研究科が創刊した、学術論文オンラインジャーナル。
英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語による、国際標準を志向したオープンアクセスのマルチリンガル誌。
異分野融合・新領域開拓の基本方針の下に、人文科学・社会科学の諸問題に取り組み、提言する、画期的なジャーナル。2010年3月1日に第1号をリリース。

電子出版システムは、オープン・ジャーナル・システムを採用し、筑波大学人文社会科学研究科インターファカルティ教育研究イニシアティヴ(略称IFERI、運営委員長:青木 三郎教授、情報技術責任者:和氣 愛仁准教授)と、株式会社それからデザインが構築。

◎オープンソースCMS「オープン・ジャーナル・システム」の特徴
■学術雑誌をオンラインで管理・出版するために、ブリティッシュ・コロンビア大学(略称:UBC)(カナダ)のPublic Knowledge プロジェクトによって、研究開発されたオープンソースのCMS。
■雑誌のWebサイトの構築から、著者による投稿、査読、編集、出版、アーカイブ、インデックス化などの雑誌発行業務まで、学術論文を電子出版するためのあらゆる工程をWEB上で実現。
■編集者や査読者、著者の作業履歴の保管、読者への通知、メール連絡の支援など、雑誌構築にあたっての工程管理やコミュニケーションツールとしても優れた機能を持つ。
【参考】
http://pkp.sfu.ca/?q=ojs(オープン・ジャーナル・システム/英語サイト)

[この件に関するお問い合わせ先]
株式会社それからデザイン 担当:渡辺
所在地:〒156-0041 東京都世田谷区大原1-63-9 アーク笹塚ビル4F
TEL: 03-6304-3019/FAX: 03-6304-3029 (定休日:土・日・祝日)
Email: press@sole-color.co.jp

筑波大学大学院人文社会科学研究科IFERI事務局
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
電話・FAX 029-853-4091

企業情報

企業名 株式会社それからデザイン
代表者名 佐野彰彦
業種 ネットサービス

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