地震から5日が経過、支援を待つ遠隔地の村〜CAREは最も被害の大きい地域で緊急物資を配布しています

CAREは、他の国際支援組織の支援がパダン市街に集中する中で、被害が最も激しい西スマトラ州パリアマン地区のPulo Air村での支援を実施しています。

(2009年10月6日パダン、西スマトラ州パリアマン、インドネシア)
スマトラ地震被災地・西スマトラ州で国際機関・国際NGOによる緊急支援が進む中、CAREは、オートバイや徒歩でしか行くことのできない、特に災害の大きい地域での緊急物資配布を強化しています。CAREの緊急支援担当スタッフによると、こうした遠隔地は、9月30日に発生したマグニチュード7.6の大地震による被害が非常に大きいにも関わらず、道路が遮断されているために支援がほとんど届いていません。

「今現在、緊急人道支援はパダン市街へ集中しています。しかし、私たちがこれまで見た中で、遠隔地にあるパリアマン地区の被害状況が最も深刻です」と、CAREの緊急支援コーディネ―タ―であるAdjie Fachrurraziは言います。「農村部の人たちは、『壊れた家を数えるより、残っている家を数えなさい。その方が早いから』と言うのです」。

道路に深刻な被害が出ているため、多くの農村部は車で近づくことができません。CAREの緊急チームは、Pulo Airなどの遠隔地の村に行くときはオートバイを使っています。この村は、地震による地滑りの被害が発生し、近隣の2村と同時にほぼ壊滅状態となってしまいました。

「明日の配布のための輸送は、徒歩で実施する予定です。道路が完全に遮断されてしまっているため、緊急支援物資の輸送を人から人へ流れ作業で行うのです」とFachrurraziは言います。「CAREが配布する緊急支援物資には、衛生キット、毛布、サロン(腰に巻く布)、水保存用ポリ容器、水の浄化剤が含まれます。Batan Gasan地区で260世帯(約1300名分)に対し配布活動を行っています」。

「私たちが到着するまで、この村の人たちは何も持っていませんでした。2007年の地震、そして2006年のジョグジャカルタでの地震で同様の状況を見ました。遠隔地の人たちは、より経済的に苦しいため、地震に耐えうる家に住んではいません。生活を再建しようにも、何も持っていないのです」とFachurraziは訴えます。

CAREはより被害の大きい遠隔地への支援に対象を絞り込んでおり、現地政府や他の支援組織と密に調整を進めながら、支援のもれや重複がないかなどを確認しながら活動を進めています。今日も緊急支援物資が新たに届きました。しかし、時は刻々と進んでいます。緊急支援活動を拡大するためには、より多くの資金が必要です。

CAREは、地震発生直後から既に5,000人の被災者への支援を行いましたが、今後、より供給品や資金が集まれば、40,000人への支援を届けることを計画しています。CAREは、2007年に同じ地域で起きた地震の際も同様に支援を実施し、水の浄化キットや緊急用シェルターを65,000人に届けました。

上記記事の詳細についてのお問い合わせは以下まで。
(財)ケア・インターナショナル ジャパン 広報担当 安部 (k.abe@careintjp.org) Tel. 03-5950-1335

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企業名 財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
代表者名 関口 房朗
業種 未選択

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