■21.1才を境に、年令を実際より下に答える割合が上に答える割合を上回る。■男性の40代前半はおじさん、女性は30代後半からおばさん。■目に付いたキャンペーン企業の1位はコカコーラ。

この3月「第21回生活者アンケート」で、誰もがちょっとは気にしている年令に関する意見と、この1〜3月間に目に付いたもしくは気を引いた企業キャンペーンに関する意見を求めた所、そんな結果が明らかになった。

今回の生活者アンケートでは、年令及びキャンペーン企業に関する以下のような質問を設定し、計90813名の生活者から回答を得た。
1■会話の中や街中で年令を聞かれた時の答え方
2■どの程度「上」また「下」に答えるか(1■で「上」また「下」に答えると回答した層に聞く)
3■年令を聞いて「おじさんだなあ」と感じる年令、「おばさんだなあ」と感じる年令
4■この1〜3月間に、目に付いた又は気を引いた企業キャンペーンの有無
5■そのキャンペーンの企業名(自由回答で2社まで)
6■そのキャンペーンの内容(自由回答で2社まで)
7■そのキャンペーンに応募又は開催店に出向いたか(2社まで)
8■そのキャンペーンを目にした結果、キャンペーン企業の商品や開催店に出向く頻度か高くなったか(2社まで)
その結果、以下のような傾向がある事が判明したので、ここに報告させて頂きます。
1■会話の中や街中で年令を聞かれた時の答え方
●「実際の年令を答える」と回答した層が91.1%で圧倒的に多いが、「年令は答えない」が4.8%、「実際より下に答える」が3.4%、「実際より上に答える」が0.7%という結果で、実際の年令より上又は下に答えるという、いわば年令をサバ読む層は、4.1%と以外と小数派になっている。
●この結果を男女別に見ると、女性は男性に比べ、「実際の年令を答える」割合がやや低く、「実際より下に答える」の割合が多くなっている。
●また年代別に見ると、「実際より上に答える」割合は10代に最も多く、「実際より下に答える」割合は男女とも50代に最も多い。なお女性の場合、40代から、「実際より下に答える」及び「年令は答えない」割合が急増する傾向が見える。
2■どの程度「上」また「下」に答えるか(「上」又は「下」に答えると回答した層のみの回答)
●実際より下に答えるでは「5才位下に答える」が最も多く30.5%、次いで「3才位下に答える」が22.1%で続き、実際より上に答えるでは「2才位上に答える」が最も多く22.4%、次いで「3才位上に答える」が22.2%で続いていおり、実際より下に答える層のさば読む年令のピークは「5才位」、実際より上に答える層がさば読む年令のピークは「2〜3才位」になっている。
●この結果を男女別に見ると、実際の年令より下に答えるでは、男性は女性より「5才位下に答える」及び「10才位下に答える」の割合が高く、逆に女性は男性より「3才位下に答える」及び「2才位下に答える」の割合が若干高くなっている。また実際の年令より上に答えるでは、男性は女性より「5才位上に答える」割合が高く、逆に女性は男性より「1才位上に答える」の割合が高くなっており、全般に男性は女性に比べサバ読む年令巾が大きい。
●また年代別に見ると、実際の年令より下に答えるでは、20代前半層は「2才位下に答える」、20代後半層は「3才位下に答える」、50代以上の層は「5才位下に答える」割合がそれぞれ最も高く、年代が高くなるに従い、サバ読む年令巾も大きくなる傾向が見える。
●ちなみに、実際の年令より下に答えると上に答えるのとの分岐になる年令は21.1才で、21.1才より若い層は、実際の年令より上に答える割合が下に答える割合を上回っているが、21.1才を過ぎると、実際の年令より下に答える割合が上に答える割合を上回り初め、50代前半でその差は殆んどピークを迎える。
3■年令を聞いて「おじさんだなあ」と感じる年令、「おばさんだなあ」と感じる年令
●おじさんだなあ、またおばさんだなあ、と感じる年令のピークはそれぞれ「40代前半」と同一だが、おばさんだなあと感じる年令はおじさんだなあと感じる年令に比べ、ピークより低い年令の30代を挙げる割合が高くなっている。
●この結果を男女別に見ると、おじさんだなあと感じる年令では、男性は女性より「30代前半」を挙げる割合が高く、逆に女性は男性より「40代後半」「50代前半」を挙げる割合が高い。またおばさんだなあと感じる年令においても、同様の傾向が見られ、概して男性は女性に比べおじさんだなあ、おばさんだなあと感じる年令がやや若い。
●おじさんだなあと感じる年令を性別年代別に見ると、男性の10〜30代は「30代後半」、40代は「40代前半」、50代は「40代後半」を、一方女性の10〜20代は「40代前半」、30代は「40代後半」、40代は「40代前半と40代後半」、50代は「50代前半」を挙げる割合がそれぞれ最も高い。
●おばさんだなあと感じる年令を性別年代別に見ると、男性の10〜30代は「30代後半」、40〜50代は「40代前半」、一方女性の10代は「30代後半」、20〜40代は「40代前半」、50代は「50代前半」を挙げる割合がそれぞれ最も高い。
4■この1〜3月間に目についた又は気を引いた企業キャンペーンの有無
●そういうキャンペンーンがあったと回答したのは23%。
●男女別に見ると、そういうキャンペーンがあったと回答した割合は、男性18.4%、女性27.2%で、女性の方が多い。
●性別年代別に見ると、そういうキャンペーンがあったと回答した割合は、男女とも20代が最も高いが、その割合は男性18.4%、女性27.2%で、女性の割合が男性をかなり上回る。
5■最も目についたキャンペーンの企業名
●最も目についたキャンペーンで挙がられた企業の上位10社は、1位「コカコーラ」1212件、2位「サントリー」1047件、3位「ローソン」853件、4位「ヤマザキパン」773件、5位「イオン」755件、6位「敷島製パン」713件、7位「サッポロビール」687件、8位「キリンビール」596件、9位「アサヒビール」528件、10位「NTTドコモ」430件である。
6■最も目についたキャンペーンに応募又はその開催店に出向いたか
●「応募又は開催しているお店に出向いた」と回答した割合は76%で、「応募又は開催しているお店に出向かなかった」の18%を大きく上回る。
●男女別に見ると、「応募又は開催しているお店に出向いた」と回答した割合は男性よりやや女性が高い。
●性別年代別に見ると、「応募又は開催しているお店に出向いた」と回答した割合は、男女とも30代が最も高い。
7■最も目についたキャンペーンに目にした結果、キャンペーン企業の商品や開催店に出向く頻度か高くなったか
●「その企業の商品の購入頻度や開催店に出向く頻度が高くなった」と回答する割合は48%、一方「その企業の商品の購入頻度や開催店に出向く頻度は変らない」が46%で、キャンペーンが商品購入や店舗の来店促進に与えた影響の「ある」「なし」はほぼ拮抗した結果になっている。
●男女別に見ると、「その企業の商品の購入頻度や開催店に出向く頻度が高くなった」とする割合は、女性が男性をやや上回っている。
●性別年代別に見ると、「その企業の商品の購入頻度や開催店に出向く頻度が高くなった」とする割合は、キャンペーンに応募又はその開催店に出向いた結果同様、男女とも30代が最も高い。

なおこの結果は、「第21回生活者アンケート結果」としてレポート化されておりますので、関心のある方はお問合せ下さい。
また企業キャンペーンに関しては、自由回答データが多いなどから、現在内容を精査中ですが、精査されたあかつきには、クロス集計などをした上、改めて個別レポートとして提供させて頂く予定でおります。ご関心をお持ちの方は合わせてお問合せ下さい。


【本件に関するお問い合わせ先】
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