Sonaptic社の3Dポジショナルオーディオ技術  ボーダフォン初の3Dサウンド対応端末 Vodafone 903SH に採用

Sonapticは、8月中旬以降に発売予定のボーダフォングループ初の3Dサウンド対応端末Vodafone 903SHに、同社の3Dポジショナルオーディオ技術が採用されたことを発表。同技術は、Vodafone 903SHが搭載するヤマハの音源LSI 「AudioEngineTM」に組み込まれている。

モバイル機器向け3Dポジショナルオーディオ技術のサプライヤであるSonaptic株式会社(日本法人:東京都新宿区、代表取締役:新岡 亨、本社:英国、以下Sonaptic)は、8月中旬以降に発売予定のボーダフォングループ初のリアルタイム3Dサウンド対応端末であるVodafone 903SH (シャープ株式会社製)に、同社の3Dポジショナルオーディオ技術が採用されたことを発表しました。

同技術は、Vodafone 903SHが搭載するヤマハ株式会社の携帯電話用音源LSI 「AudioEngineTM」(*1)に組み込まれており、Sonapticの軽量な3Dオーディオエンジンの採用により、複数の仮想音源を同時に定位させることが可能です。また、多彩なエフェクト処理にも対応しており、臨場感溢れる3Dサウンドコンテンツの制作・再生を可能にします。

同社では、ボーダフォングループが2004年6月に発表した、次世代標準のJavaプラットホーム「VFX」の3DサウンドAPIの策定に際し、技術コンサルテーションを行ってきました。Vodafone 903SH がサポートする3DサウンドAPIによって、ゲームの効果音などに、インタラクティブな3Dサウンドを実装することが可能となります。

また同社では、Vodafone 903SH にプリインストールされたゲームアプリ「川のぬし釣り」(*2)の3Dサウンド製作も担当し、これらのサウンドは「川のぬし釣り」のBGMおよびプリインストール着信音としてお聴きいただけます。


【3Dポジショナルオーディオ技術】
Sonaptic社の3Dポジショナルオーディオは、現実世界に近い聴感を実現する複数のエンジン群を軽量化し、携帯機器のCPUでも処理可能にしました。ゲーム、着信メロディ、ムービーなどのモバイルコンテンツにおいて、従来の立体音響技術とは一線を画した高品質な立体音響を、携帯電話に搭載されている近接した2つのスピーカーで実現することができます。

(*1) 「AudioEngine」はヤマハ株式会社の商標です。
(*2) 「川のぬし釣り」はLiveware Inc とMarvelous Interactive Inc の商標登録です。
本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

【Sonaptic 概要】
Sonaptic社は、PC業界で標準的立体音響技術を提供する英Sensaura社の主要メンバーの4名により2003年に設立された、モバイル機器向け3Dポジショナルオーディオ・テクノロジーのサプライヤです。
日本法人であるSonaptic株式会社は2004年3月に設立されました。

会社名: Sonaptic 株式会社 (www.sonaptic.co.jp

日本法人所在地: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-17-14-402
日本法人代表: 新岡 亨
本社所在地: Chancery Court, Lincolns Inn, Lincoln Road,
High Wycombe, Buckinghamshire, HP12 3RE, U.K.
事業内容: 3Dポジショナルオーディオ・テクノロジーのライセンス提供
モバイル機器における音響設計コンサルティングおよび評価

【お問い合わせ先】
Sonaptic株式会社
広報担当
Tel:03-3365-0554 e-mail:mailj@sonaptic.com 

企業情報

企業名 Sonaptic株式会社
代表者名 新岡 亨
業種 未選択

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